14.1型で1kgアンダーなのに6万円台!? IRIEVISION「FFF-PC14B1BK」は隠れた名機!? 詳しくチェックした!

文●ハイサイ比嘉 編集●ASCII

提供: ソフマップ

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マグネシウム合金採用のボディは落ち着いた雰囲気で好印象、高解像度2240×1400ドットで画面も広い

 「FFF-PC14B1BK-SP」は、マグネシウム合金を採用したグレー系ボディのおかげで落ち着いたデザインとなっており、安かろう悪かろうといった印象はない。実機を目にすると、ひと目で気に入る方がいるだろうと感じるほどだ。マグネシウム合金は「FFF-PC14B1BK-SP」の軽量化や堅牢さにも貢献しており、放熱性と耐久性に優れている点も大きなメリットとなっている。

マグネシウム合金を採用したグレー系ボディのおかげで、落ち着いた雰囲気のデザインとなっている

 14.1型液晶パネルの解像度は2240×1400ドット(16:10)で、一般的なノートPCのフルHD(1920×1080ドット、16:9)よりひと回り広い。数値だけ見るとあまり差がないように思うかもしれないが、ウインドウサイズを大きく広げやすくなるため実際には快適に感じるはずだ。また、ノングレア加工によって周囲の照明など光源が映り込みにくいため、画面の内容を視認しやすいだろう。ディスプレイ上部には100万画素のWebカメラとマイクを搭載している。

最大解像度は2240×1400ドット(アスペクト比16:10)。ノングレア加工によって周囲の照明など光源が映り込みにくい

暗所でも視認しやすいバックライト搭載、タイピングしやすい日本語キーボード

 キーボードは日本語84キーを採用しており、キーピッチは19mm、キーストロークが約1.3mmで、十分な打鍵感がある。それぞれキーのサイズや配置が標準的でタイピングしやすく、高い満足度を感じる方は多いはずだ。また暗所でも視認しやすいようバックライトも搭載しており、長時間ノートPCでタイピングする方への細やかな配慮が感じられる。

日本語84キーを採用しており、キーピッチは19mm、キーストロークが約1.3mm

映像出力や充電に対応したUSB 3.2 Gen1 Type-Cがうれしい、充実のインターフェース

 「FFF-PC14B1BK-SP」は、インターフェースが充実している点も大きなメリットだ。右側面にはmicroSDリーダー、USB 3.2 Gen1 Type-A、ヘッドホン端子、電源ボタンを搭載しており、左側面にはUSB 3.2 Gen1 Type-C(USB PD/映像出力対応)×2、HDMI 2.0、USB 3.2 Gen1 Type-Aを採用している。USB 3.2 Gen1 Type-Cに外部ディスプレイをつなげば、最大3画面のマルティディスプレイ環境を構築できる。

右側面。向かって左からmicroSDリーダー、USB 3.2 Gen1 Type-A、ヘッドホン端子、電源ボタンだ

左側面。向かって左から、USB 3.2 Gen1 Type-C(USB PD/映像出力対応)、HDMI 2.0、USB 3.2 Gen1 Type-A、USB 3.2 Gen1 Type-C(USB PD/映像出力対応)

 また、USBハブ搭載ギガビットLANアダプター(有線LANポート×1/USB 3.2 Gen1 Type-A×3)が付属しているため、USB端子が不足して困るといったことは少ないだろう。「FFF-PC14B1BK-SP」はWi-Fi 6、Bluetooth 5.2に対応しているため、ワイヤレス化を目指すことも可能だ。

USBハブ搭載ギガビットLANアダプターが付属。有線LANポート×1、USB 3.2 Gen1 Type-A×3を利用できる

付属の専用PD充電器と合わせても、合計の重量は1.34kgで持ち運びやすい

 「FFF-PC14B1BK-SP」本体の重量はすにで触れたように約995g(実測では約997g)だ。USB PD65W(USB Power Delivery)に対応している専用PD充電器の重量は約349g(実測)で、「FFF-PC14B1BK-SP」本体と合わせて約1.34kgしかないため、屋内外を問わず手軽に持ち運べる。また、「FFF-PC14B1BK-SP」の高さ(厚み)は16.1mmのため、ビジネスバックなどに出し入れしやすいだろう。

「FFF-PC14B1BK-SP」本体の重量は約997g(実測)

USB PD65W(USB Power Delivery)対応の専用PD充電器。急速充電に対応しているため、PCを使用しながらでも30分間で約50%まで充電できる

重量は約349g(実測)のため、セットで持ち運んでも負担になりにくい

 またバッテリー駆動時間は約9時間(JEITA2.0)だ。しかも専用PD充電器による急速充電が可能で、PCを使用しながらでも30分間で約50%まで充電できる。屋外で持ち運んでいても、“スキマ時間”を見つけてコマメに充電しやすいため、丸一日使いやすいだろう。

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