PayPayは3月7日、本人確認(eKYC)が未完了のユーザーを対象に、PayPayマネーライトの一部取引における利用上限を追加すると発表した。法改正を受けた対応で、5月初旬から6月中旬にかけて順次実施される。
今回発表された変更では、本人確認未完了のユーザーが「PayPay残高」の譲渡(送金)やポイントコードチャージをする際の上限額に、「1日あたり10万円」「1ヵ月あたり30万円」という条件を追加。ユーザー自身で設定する上限金額についても、本人確認未完了の状態で1ヵ月あたり30万円を超える金額となっている場合は、1ヵ月あたり30万円に自動で減額されるという。
なお、現行の「24時間あたり10万円」「過去30日間あたり50万円」の上限金額も継続するため、変更後の上限額に関するルールは「過去24時間あたり10万円」「1日あたり10万円」「1ヵ月あたり30万円」「過去30日間あたり50万円」の4種類となる形だ。
同社は本人確認によりサービスをさらに安心、便利に使えるようになるとした上で、この機会に本人確認を済ませるよう案内している。















