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ChatGPTを活用したYouTube動画シリーズを公開

ヴイストン
2025年02月25日

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ヴイストン
AI生成によるシナリオや背景を活用し、動画製作を効率化

 ヴイストン株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:大和信夫)は、AI(ChatGPT)を活用したYouTube動画シリーズを製作し公開しました。


YouTube動画シリーズ「くるみん+Sota ロボット漫才」イメージ画像


■概要
 インターネットの普及やSNSなどの一般化に伴い、企業や個人を問わず、映像メディアでの情報発信がますます重要となっています。一方、コンスタントに動画を製作・公開していくことは、手間やリソースの観点で困難性が伴いがちです。
 この点に関する解決策として、ヴイストン株式会社では、動画のシナリオやテーマ、また、背景の画像などにChatGPTによる出力結果を活用しつつ、これらのシナリオ等を自社製品のコミュニケーションロボットに喋らせるというコンセプトの動画シリーズを製作しています。これにより、「動画のネタを考える」などの作業を可能な限り省力化し、継続して動画シリーズを製作・公開していくフォーマットの確立を目指しています。
 動画のシリーズは「漫才」や「ショッピング」、また「ご当地紹介」など多岐にわたり、2台のコミュニケーションロボットの掛け合いの形態を取ることで、自然な対話感を演出していることも特徴です。
 ヴイストン株式会社では、本動画シリーズによって、省力化・合理化した動画の製作手法を確立すると共に、卓上型のコミュニケーションロボットの活用の幅をさらに広めることに挑戦してまいります。

(1) 既存のコミュニケーションロボットを活用したキャスティング
 本動画シリーズにおいては、ヴイストン株式会社製のコミュニケーションロボット「着ぐるみロボット『くるみちゃん』」と「Sota(ソータ)」を活用しています。口調をそれぞれのテーマに合わせて調整しているほか、ロボットの外観などにもこだわった造作を施しています。
 自動生成のシナリオであっても、それを演じるロボットのキャラクター性は重要であると考えられます。そのため、動画のテーマに合った外観のロボットとなるよう心がけており、この部分は人間の作業によります。まさに、人間とAIとの共同作業による動画製作であるといえます。


(2) 動画のシナリオをChatGPTで生成
 コミュニケーションの対話シナリオは、ChatGPTからの出力にて作成しています。ChatGPTに与えるプロンプトを調整することで、2台のロボットが対話する形式の文章をそのまま得ることができます。また、これにより出力されたシナリオは、コミュニケーション用の開発環境「VstoneMagic」の専用ブロックに投入することで、自動的に2台の掛け合いモーションとなって再生されます。


(3) 動画収録時の背景にもAI生成を採用
 2台のコミュニケーションロボットが対話する場面の背景セットには、ChatGPTから出力された画像をプリントアウトし使用しています。あえて合成などの後処理を利用せず、撮影時の実際の背景として設置することで、動画編集におけるトータルの製作工数を削減することを目指しています。

YouTube動画収録風景


■本プレスリリースに関連するYouTube動画(再生リスト)

くるみん+Sotaのロボット漫才