激冷え、静か、白色クーラーを装備するGIGABYTEのGeForce RTX 5080
PCケースに組み込んでLEDギミックと冷却、静音性を確認
ここからは、GIGABYTE「AORUS GeForce RTX 5080 MASTER ICE 16G」をピラーレスPCケースに組み込んで、各部のライティングギミックと、AORUS MASTERシリーズの魅力となる冷却性能と静音性を確認していこう。
8コア/16スレッドCPUのRyzen 7 9700Xをベースに組んだ
Ryzen 7 9700Xの定格はTDP65Wだが、BIOS（UEFI）で105W動作も可能
メモリーには、DDR5-6400駆動モデルを組み合わせている
「AORUS GeForce RTX 5080 MASTER ICE 16G」のGPU-Z
GPU-Z読み。パワーリミット上限は125％に設定され、消費電力も360Wから450Wアップしている。NVIDIAリファレンスのGeForce RTX 5080 Founders Editionが108.3％だったので、かなり引き上げられている
高い冷却性能のVGAクーラーも効いてか、GPUブーストクロック値は、期待通り大台超えの3022MHzを記録した
ピラーレスPCケースは「ドスパラセレクト XR」を使っている。パステルカラーが良い感じだ
| テスト環境 | |
|---|---|
| CPU | AMD「Ryzen 7 9700X」 （8コア/16スレッド、最大5.50GHz） |
| CPUクーラー | CORSAIR「NAUTILUS 360 RS ARGB White CW-9060095-WW」 （簡易水冷、360mmラジエーター） |
| マザーボード | GIGABYTE「X870 AORUS ELITE WIFI7 ICE」 （AMD B850、ATX） |
| メモリー | CORSAIR「VENGEANCE DDR5 CMK32GX5M2B6400C32」 （16GB×2、DDR5-6400） |
| ビデオカード | GIGABYTE「AORUS GeForce RTX 5080 MASTER ICE 16G」（GeForce RTX 5080、16GB GDDR7） GIGABYTE「AORUS GeForce RTX 4080 MASTER 16G」（GeForce RTX 4080、16GB GDDR6X） |
| ストレージ | Western Digital 「WD_Black SN850 NVMe WDS200T1X0E」 （2TB M.2 SSD、PCIe4.0×） |
| 電源ユニット | SUPER FLOWER「LEADEX PLATINUM SE 1000W」 （1000W、80PLUS PLATINUM） |
| OS | Microsoft「Windows 11 Home」（24H2) |
ライティングを眺める
まずは「AORUS GeForce RTX 5080 MASTER ICE 16G」のライティングを眺めていこう。各部のLEDギミックや、「EDGE VIEW」の表示はGIGABYTE統合ユーティリティー「GIGABYTE Control Center（GCC）」からカスタマイズ可能だ。
ビデオカード側面とバックプレートにAORUSロゴのライティングギミックを備えているが、リング状のライティングを楽しめる「RGB HALO」は、ファン回転時のみのギミックなので、ビデオカード周りの彩りは穏やかと言える。
ライティングギミックのメインは、側面のAORUSロゴとLCDパネルだ
おなじみの「RGB Fusion」から、トリプルファンが備えている「RGB HALO」や、バックプレートと上面パネルの「AORUS」ロゴのカラーをカスタマイズできる
GIFアニメなどとともに、GPU温度やブーストクロックなどをリアルタイムに表示する「EDGE VIEW」は、「LCD Panel」からカスタマイズする
「EDGE VIEW」。好みの表示を選ぼう
リングライティングの「RGB HALO」は、垂直配置することで活きる
「GCC」の「FAN Control」からは、ファン回転数を設定できる。なお、デフォルトでは、GPUコア温度が55度を超えるまでファンは回転しない
ファン回転数を手動でカスタマイズすることもできる