「韓国グラビアのパイオニア」と言われるピョ・ウンジさんが、1stフォトエッセイ「もっと前へ、そして『その先』へ―― ピョ・ウンジはなぜグラビア不毛の地・韓国でグラビアモデルを始めたのか」(発売元:双葉社、定価:2420円)の発売記念イベントを1月13日、秋葉原の書泉ブックタワーで開催した。
YouTubeのチャンネル登録者数は200万人以上。インフルエンサーとして絶大な人気を誇るピョ・ウンジさんが、2024年夏に都内で撮り下ろされた写真とともに、自身の経歴やグラビア活動への気持ちを綴ったのがこのフォトエッセイ。飾らないナチュラルな姿を見せたいと、日常に着るような服でロケに臨んだのがポイントである。
――文章で伝えようとした理由は?
【ピョ・ウンジ】 写真や動画を公開すると話題になりますが、見る側の解釈で(送り手側の)意図と違う方向へ行くことがありますから。文章にすることで、私が本当に伝えたかったことがみなさんに伝わるんじゃないかと考えました。
――グラビア活動するきっかけというのは?
【ピョ・ウンジ】 日本のグラビアを見たときに「被写体になりたい」と思ったからです。きれいなモデルさんの美しい写真を眺めているうちに、「私も写真を撮られる側になりたい」という好奇心が出てきました。
――ナチュラルな姿にこだわった撮影のほうはいかがでしたか?
【ピョ・ウンジ】 写真家の前 康輔(まえ・こうすけ)さんがポーズしているとき以外……誰かと話していたり、普通に笑っているところもちゃんと撮ってくれたんです。刹那の表情も本に詰め込むことができました。
――お気に入りショットは?
【ピョ・ウンジ】 Tシャツ&ジーンズの写真です。芝生に寝転がったりしながら撮影していたのが楽しい思い出になったし、しかもお尻のラインがきれいに出ている点がよかったです。
――フォトエッセイの評判はいかがですか?
【ピョ・ウンジ】 昔から私を見てくださっている方々から、「そんな道をたどってきたんだ」「結構びっくりした」という声をいただきました。夢に向かうための一歩を踏み出せていない方に、この本が勇気を出すきっかけになってくれたらいいなと思います。
現在は韓国を拠点に日本や台湾で活躍しているが、被写体としての魅力は「ベビーフェイスでグラマラス」というのが撮影したカメラマンたちによる評価。日本での目標については、「すべてのグラビア誌の表紙を飾ることです!」と語った。


















