サイコムは1月16日、XR、IoT、AIを融合した産業メタバースを提供するプレミアムアーツへの資本参加を発表した。このことにより、サイコムはプレミアムアーツと共に、現実世界の情報を仮想空間に再現するデジタルツイン技術の社会実装を加速させる。
デジタルツイン技術は、現実の環境から収集した情報を仮想空間上のコンピュータに再現するもので、最先端のIoTやAIが駆使されている。これにより、都市インフラの保守や、防災、生産ラインの効率化、機器故障の予測、医療のパーソナライズ化、研修、教育など、多岐にわたる領域での社会実装が期待されている。
プレミアムアーツは、AR、MR、VRを活用した可視化技術と最先端のXR技術を持ち、サイコムの高性能なBTOパソコンの技術と組み合わせることで、これまで以上に快適なXRソフトウェア環境を提供することが可能となる。この提携により、産業メタバースにおける新たな顧客層の獲得と両社の相互成長が見込まれる。