株式会社アスタリスク
~読みやすさを追求した二次元コード「AsCode」で、バーコードでは困難だった多様な情報管理がスマートフォンで可能に!流通業をはじめ様々な分野の業務効率化を実現します!~
株式会社アスタリスク(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:鈴木 規之、以下「アスタリスク」)は、業務プロセスやビジネスモデルの革新を目指し、業務でのモバイル活用を提唱、そのモバイルと自動認識技術を活用した機器「AsReader」を提供し、企業のDX推進に貢献してきました。
この度、アスタリスクではいままで培った経験から、自動認識の中で今後さらなる発展が見込まれる画像認識技術に着目し、スマートフォンのカメラを使って画像認識で簡単に読み取りができ、多くの情報量を保持できる独自の二次元コード「AsCode」と、画像認識を使った専用のソフトデコーダーを開発しましたことを発表いたします。
【開発の背景】
近年、バーコードや二次元コードをスマートフォンなどのカメラで読み取り、画像認識を使って解析する技術の活用が進んでいます。これは、スマートフォンの性能が飛躍的に向上したことで、従来は専用のバーコードリーダーを必要とした読み取りや認識のプロセスが、スマートフォン単体で可能になったためです。
ただし、従来のバーコードは、保持できるデータ量が限定されているのはもちろん、レーザーなどの専用機で1つずつ読み取ることを前提に設計されていたため、スマートフォンでの読み取りには、読取距離、読取速度など、いくつかの課題がありました。また、二次元コードも光学的な読み取りを前提に設計されているため、情報量を増やすとビットが小さくなりやすく、1つずつの読み取りには問題がないものの、大量のコードを一度に処理する場面では効率が低下するという課題がありました。
そこで、アスタリスクは独自に、画像認識による大量一括読み取りに最適化された、大容量の情報を保持できる二次元コード「AsCode」と専用読み取りデコーダーを開発。スマートフォンのカメラを使ったスムーズな読み取りはもちろん、複数コードの一括読みや高速読み取りも可能にしました。これにより、スマートフォンを活用した効率的な情報管理が実現します。
【AsCodeとは】
「AsCode」は、現代の情報管理に革新をもたらし、大量のデータを効率的に整理・管理することで、日々変動する価格管理や在庫管理、顧客データ分析、物流追跡など多様な用途で活用できる次世代コードです。データの正確性が向上し、情報の可視化とリアルタイム活用を実現します。その高い汎用性から、流通、小売、物流、エンターテインメントといった幅広い産業分野での活用が期待されています。
例えば、複数の「AsCode」を瞬時に一括認識できるので、歩きながらスマートフォンをかざすだけで棚卸、売価チェック、検品作業などができます。また、たくさんの情報が保持できるので、製品コード以外にも賞味期限やロット番号、その他様々な情報を元にコード作成が可能です。
展示会やイベントの入場管理では、従来であれば来場者が持参しているバーコードを一人づつスキャンで読み取り照合しているところを、来場者が足を止めることなくスムーズに入場できるウォークスルー型システムの実現が可能になり、大規模なイベントでも混雑を緩和し、来場者に快適な体験を提供可能です。
アスタリスクは「AsCode」を通じて、より効率的な情報伝達の実現に貢献し、社会に新たな価値を提供してまいります。
【今後の展開】
今後は、国内外において「AsCode」の普及を図るとともに、利用者の利便性向上を目指したさらなる技術開発を進めてまいります。
本技術は、以下の展示会に出展予定です。
■Retail's Big Show 2025(NRF)
・2025年1月12日(日)~14日(火)
・Jacob K. Javits Convention Center, New York, NY
■日経メッセ 2025
・2025年3月4日(火)~7日(金)
・東京ビッグサイト, 東京都
これら展示会にて、最新の技術をご覧いただけます。
ぜひ、各展示会でAsCodeを体感してください。
■株式会社アスタリスク 会社概要
会 社 名 : 株式会社アスタリスク
代 表 者 : 代表取締役社長 鈴木規之
資 本 金 : 806,087千円(2024年8月31日現在)
株式公開市場: 東京証券取引所グロース市場(証券コード:6522)
設 立 : 2006年9月
本 社 : 532-0013 大阪市淀川区木川西2丁目2-1
U R L : https://www.asx.co.jp (企業サイト)
https://asreader.jp (製品サイト)
事業内容 : AsReader事業(製品AsReaderの企画、開発、販売)
システムインテグレーション事業(業務関係のSI事業)