レトロな気分で迫力ある重低音を楽しもう
スタジオ機材を長年手掛けるアシダ音響(ASHIDAVOX)は、昭和を感じさせるレトロなデザインと現場で長年培ってきた高音質を両立するブランドとして注目を集めている。小型軽量で6000円程度と安価なヘッドホン「ST90-05」(実売6000円前後)や地を這うような抜群の低域再現力を持つ「ST-31-02」(実売2万円台前半)などが人気だ
ポタフェスでは2025年春に発売する予定のヘッドフォン「HA-ST12」(実売6000円程度になる見込み)に加え、2025年の2月ごろに発売予定のカナル型イヤフォン「EA-AS1」(同5000~6000円程度)を展示。HA-ST12にはハイグレードモデルとしてリケーブルにも対応した「HA-SX12/HD」(1.4〜1.6万円) もある。
EA-AS1は15mm口径のドライバーを採用して、インピーダンスは12Ω。感度は108db。5〜40kHzの再生に対応する。HA-ST12はST-31-02には及ばないが、見た目に反してかなり深いところまで低域が沈み込むローエンドの深さがあった。HA-SX12/HDは純度の高い銅を使用するOFC導体に加え、和紙を配合した振動板も採用。低域の動きがかなり明瞭にわかる。低域好きの人は要注目の仕上がりになっていた。
猫が増えた! 人気の猫デザイン完全ワイヤレス
猫をモチーフで人気の完全ワイヤレスイヤホン「NEKO true wireless earphones HP-C28BT」には“新たな仲間”、チャトラ、ハチワレ、ミケの3匹が加わった。2025年1月下旬の発売予定。実売価格は9000円前後。
多色成形によるマーブル模様で個体差がある。世界中を探しても同じ猫が一匹もいないのと同じで、個性豊かな模様をデザインしているそうだ。猫の声による音声アナウンスや、3分間猫が喉を鳴らす音を楽しめる「ごろごろモード」なども利用できる。「おさかなLED」として、イヤフォン収納時にLEDが点滅すると“ご飯”(充電)のサインなど、細かい遊びもいい。イヤフォン単体で約3.5時間の再生、充電ケース併用で最大17.5時間の再生が可能。IPX4の防滴仕様でBluetooth 5.3準拠、SBCとAACコーデックをサポートする。ドライバー径は6.1mm。なお、売上の一部は保護猫活動の支援に使われるそうだ。
クリエイティブのPebble Novaは定番デスクトップスピーカーとして長いシリーズになっているPebbleの最新機種。ツィーターを追加することで高音質かを目指しているほか、特徴あるスタンドで設置するデザインとなり、高い位置でのセッティングも可能となっている。実売価格は4万円強。
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