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Bricsys Japan ベルギー大使館でパートナーカンファレンスを開催

BricsCAD
2024年12月02日

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BricsCAD
Bricsys Japanがベルギー大使と会談、日本の製造業と建築・建設業 のDX発展を目指す / 最新バージョンのBricsCAD V25の新機能についても解説




Bricsys Japan(本社:ベルギー、ゲント)は、2024年10月23日、駐日ベルギー大使館において、販売代理店向けパートナーカンファレンスを開催いたしました。本カンファレンスでは、同日新たにリリースしたCADソフトウェア「BricsCAD V25」の新機能詳細の説明に加え、ベルギー本社から来日した最高経営責任者 デイビット・デヤガー、ワールドワイドセールス&マーケティング担当副社長 パトリック・ウィリアムズ 、そしてカントリーマネージャー麦田興次より今後の販売戦略に関する発表が行われました。


大使公邸にて

また、アントワン・エヴラー駐日ベルギー大使閣下と会談し、日本の製造業およびAEC(建築・エンジニアリング・建設)業界におけるDX化の推進に向けた意見交換を行いました。両者は、技術的なソリューションを通じて、これらの業界が抱える課題解決に貢献していくことで一致いたしました。



35社を超える販売代理店が参加したパートナーカンファレンスは、エヴラー駐日ベルギー大使による開会のご挨拶で幕を開け、Bricsysがベルギーのゲント大学発の技術であることが紹介されました。


アントワン・エヴラー 駐日ベルギー王国大使

現在、約 300 社の日本企業がベルギーに投資しており、ベルギーは EU における日本の第 5 位の貿易相手国です。一方、日本には約 80 社のベルギー企業が進出しておりBricsys もその 1 社です。大使として日本でのベルギー企業の技術の成功を目の当たりにできたことを誇りに思います。



ベルギーには幅広い産業があり、その中には研究開発があり、大学や研究機関での研究開発からビジネスに発展することがよくあります。実際、BricsCAD はベルギーのゲント大学で生まれた1つの技術です。

ゲント大学はベルギーで最もランクの高い大学の 1 つであり、科学と工学の分野で高い評価を得ており、測量機器の研究開発の主要な中心地です。BricsCAD はこのような環境で高度に技術的な製品開発を行っており、お客様のビジネスに最適であると信じています。とご挨拶されました。


続いて、Bricsys最高経営責任者であるデイビット・デヤガー、ワールドワイドセールス&マーケティング担当副社長のパトリック・ウィリアムズ、カントリーマネージャーの麦田が登壇し、Bricsysのミッション、ビジョン、そして最新版となるBricsCAD V25の新機能についてプレゼンテーションを行いました。



パートナーカンファレンスの様子


日本の産業が現在抱える課題
過去 25 年間、日本の製造業の売上高は 400 兆円程度で堅調ながらも停滞しています。その主な理由としては、労働力不足、自動化の遅れ、設備の老朽化、人件費の上昇などが挙げられます。一方、建設業界の投資は今年、主に日本政府の公共事業と民間の非住宅建設の増加により増加しました。しかし、材料費の高騰や労働力の高齢化などの障害は依然として顕著です。

Bricsys とエヴラー駐日ベルギー大使が同意したように、これらの問題に対処する為にデジタル トランスフォーメーションを採用している企業が優位に立っています。製造業とAECの業界リーダーはレガシー ソフトウェアシステムから業務の合理化、コストの最小化や生産性の最大化を可能にするより機敏なソリューションに移行しています。どちらの業界も、デジタル トランスフォーメーションを推進するためのインテリジェント ツールを備えた、信頼性が高くコスト効率の高い製品を求めています。

イノベーションを推進する CAD ソフトウェアとしてのBricsCAD
高品質のプロジェクトを実現するために、業界の専門家は CAD ソフトウェア (コンピューター支援設計) を利用して、AEC、製造業などの 2D および 3D 設計を作成します。マツダなどのリーダー企業は、BricsCAD の力を活用して、生産施設のイノベーションと拡張を続けています。

高性能 DWG ベースCADプラットフォームである BricsCADの最先端なツールにより、エンジニアはタスクを自動化し、設計ワークフローを拡張しながら、プロジェクトをより迅速かつ正確に完了できます。柔軟なライセンス オプションと包括的なカスタマー サポートも、企業が BricsCAD を選択する主な理由として挙げられています。


デイビット・デヤガー Bricsys 最高経営責任者
「当社はまったく異なる方法でビジネスを行っています」と、Bricsys最高経営責任者であるデイビット・デヤガーは述べています。「当社はパートナーシップを真に重視しています。我々とのパートナーシップについて話すとき、あらゆる面でそれを尊重します。優れているのは製品だけでなく、お客様との連携方法も優れていると考えています」




日本および世界中の企業は、すでにトップ CAD ソリューションの選択肢の違いを実感しています。「当社はビジネスに対して、よりパーソナルなアプローチをとっており、より機敏に対応する事ができます」と、ワールドワイド セールスおよびマーケティング担当副社長、パトリック ウィリアムズは述べています。



パトリック・ウィリアムズ Bricsys ワールドワイドセールス&マーケティング担当副社長


麦田興次 Bricsys Japan カントリーマネージャー

「日本には、時代に合った適切なテクノロジーでエンジニアリング、建設、製造業を発展させる大きな可能性があると私たちは考えています」と、日本のカントリーマネージャーである麦田は結論付けました。




続いて、パートナーカンファレンス後半では、エグゼクティブプロダクトマネージャーであるドナルド・ストリンブーより最新バージョンであるBricsCAD V25の新機能の解説を行いました。


今回の新バージョンでは「Smart Meets Easy:高度な機能を、驚くほどかんたんに」をコンセプトに、高度な機能と使いやすい機能を融合させ、今までのCADとは違う代替CADを求めている企業のために設計されました。





ドナルド・ストリンブー エグゼクティブ プロダクトマネージャー

Smart : 高度な機能
- 最先端のツール: タスクを自動化し、設計ワークフローを拡張する高度なテクノロジーを活用
- 生産性の向上: パフォーマンスが向上し、プロジェクトをより迅速かつ正確に完了可能に

Easy: 驚くほど簡単に
- ユーザーフレンドリー: 使い慣れた互換性のあるソフトウェア環境でワークスペースを自由にカスタマイズ。直感的で使いやすく
- コラボレーション ツール: 他のソフトウェアやチーム メンバーとのスムーズなコラボレーションを促進する相互運用可能な機能を活用



BricsCAD V25 2D-3D

BricsCAD Pro (3D)

BricsCAD Lite (2D)



なお、Bricsys Japan YouTubeチャンネルでは、と、V25新機能と強化ポイントを解説した動画を公開しておりますので、合わせてご確認ください。