いまあえて大画面を選ぶ理由、それは“作業のしやすさだ”
在宅ワークのためにパソコンを購入するとき、まずノートパソコンを検討する人は少なくないだろう。しかしノートパソコンは画面サイズが14~16型の製品が主流で、腰を据えた作業では「ちょっと小さくて見づらい」と感じてしまうことが多い。しかも外付けのキーボードやマウスといった周辺機器をつないで使おうとすると意外に机上のスペースをとってしまう。持ち運べる点がメリットではあるものの、出先はおろか屋内で場所を変えて作業することはほとんどないという人は意外といるはずだ。
「それなら、ノートパソコンにこだわらなくてもいいのでは?」。そんな素朴な疑問をもとに、改めて“作業のしやすさ”を重視して検討し直し、たどり着いた答えがレノボ・ジャパンのオールインワンPC「IdeaCentre AIO」シリーズだ。ここでは、そのラインアップのうち27型液晶ディスプレイとパソコン本体が一体となった「IdeaCentre AIO 27IRH9」を取り上げ、ビジネスユースでのメリットや使い勝手、エンタメ性能の高さなどを紹介していこう。
ノートパソコンより効率アップ! 27型の大画面ディスプレイで、デュアルディスプレイもOK―パソコン自体がディスプレイになる二刀流
昨今はオンラインの会議や打ち合わせが一般的になって、ビデオ通話をしながら表計算やプレゼンの資料を確認するようなシチュエーションも増えてきたが、ノートパソコンの小さな画面だと両方を同時に見やすく表示するのは難しい。結果、頻繁にウィンドウを切り替えるはめになり、会議中に重要な場面を見逃したり、資料の内容が頭に入りにくく、そのせいで議論についていくのに苦労したりすることも……。
そんな状況を打破するにはノートパソコンに外付けディスプレイをつないで使う方法があるものの、設置場所が限られている場合は実現困難だし、配線がごちゃごちゃしてスマートじゃない。それなら、「最初から大きな画面にすればいいのでは?」となるのは自然な成り行きだろう。
その意味で、レノボ・ジャパンの「IdeaCentre AIO 27IRH9」は在宅ワークのメインマシンとして理想的だ。単体のディスプレイと変わらないサイズに、27型WQHD(2560×1440ドット)という大型液晶パネルとパソコン機能を内蔵。画面が大きく高精細で一度に表示できる情報が多いため、複数のアプリを同時に立ち上げるといった作業がしやすい。ビデオ会議の画面と表計算やプレゼンなどの資料を重ならないよう表示することも簡単。Webブラウザーで検索した情報を見ながらアイデアをまとめたいときも、ウィンドウを並べて効率的にノートを取れる。画像編集ソフトや映像制作ソフトは操作パネルやタイムラインを表示していてもプレビューが見やすいため、編集作業がグッとはかどる。
「自分の部屋や環境に27型はちょっと大きいかも」という人には、同等の性能・機能を備えながらディスプレイを23.8型フルHD(1920×1080ドット)にした「IdeaCentre AIO 24IRH9」も用意されている。使い方や設置環境に合わせて画面サイズを選べるのも、「IdeaCentre AIO」シリーズのメリットだ。
「IdeaCentre AIO 27IRH9」の主なスペック | |
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CPU | インテル Core i7-13620H プロセッサー、またはインテル Core i5-13420H プロセッサー |
グラフィックス | インテルUHD Graphics(CPUに内蔵) |
メモリー | 16GB(8GB×2) |
ストレージ | 512GB SSD(PCIe NVMe/M.2) |
ディスプレイ | LEDバックライト付 27型 QHD IPS液晶(2560x1440ドット) 、光沢なし |
内蔵ドライブ | ー |
通信規格 | ギガビットLAN×1、Wi-Fi 6対応、Bluetooth v5.2 |
インターフェース | USB 3.2 Gen2 Type-C×1 、USB 3.2 Gen2 Type-A×1、USB 2.0 Type-A×2、HDMI入力×1、HDMI出力×1、マイク入力/ヘッドホン出力コンボ端子×1 |
サイズ | 幅611×奥行192×高さ471mm |
質量 | 約7.1kg |
OS | Windows 11 Home(64bit) |