株式会社ユニゾンシステムズ
株式会社ユニゾンシステムズ(本社:福岡県福岡市中央区、代表取締役:今村勉也 以下「ユニゾンシステムズ」)は、総合エンタテインメント企業グループの持株会社であるセガサミーホールディングス株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長グループCEO:里見 治紀 以下「セガサミーホールディングス」)に当社が開発・販売している高速ファイル転送システム「STORM(R)」をご導入いただいたことをお知らせいたします。併せて導入前の課題や開発事例の詳細をインタビューした記事も、当社のWebサイトに公開しました。
<インタビュー詳細>
セキュリティ強化と効率的なファイル転送を実現するためにSTORM(R)を導入
https://www.unixon.co.jp/casestudy/case/archives/12
- 企業のセキュリティーに関する社会的な課題
近年、様々な業界で企業の機密データが、不正な持ち出しやサイバー攻撃などから漏洩してしまう事例が多く発生しています。
実際、株式会社東京商工リサーチによると、2023年時点で公表されている情報漏洩や情報紛失事故は175件とされており、3年連続で最多を更新しています。特に、「ウイルス感染・不正アクセス」によって被害を受けた件数は93件で、前年の91件を上回り過去最多の記録となり、セキュリティー強化は多くの企業にとって急務の課題と考えられています。
(参考資料:https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1198311_1527.html)
- 導入の背景と変化について
STORM(R)導入の経緯
セガサミーグループでは上記のような背景から、グループのセキュリティーポリシーが年々強化されていくことに伴い、その規格に合ったソフトウェアを導入する必要がありました。また一方で、扱うコンテンツの拡大によりグループ内で扱うデータ量も年々増加し、現行のシステムでは対応できない状況が発生していました。
こうした状況に対応するために、セキュリティー面の安全性の確立と、ゲーム業界ならではの大容量データの転送を可能にするファイル転送システムの導入を検討されていました。
そのような中、STORM(R)導入の決め手となったのは、放送局を始めとする導入実績の豊富さと、ゲーム業界での導入実績もあり導入後のイメージもつきやすかったことが大きかったとのことです。また、セキュリティー面でもカスタマイズ開発を行うことで、セキュリティーポリシーにも対応することが出来ました。
導入後の変化
導入決定から開発・導入までタイトなスケジュールでしたが、セガサミーホールディングスが長年使用してきたソフトウェアの刷新を、これまでの運用を大きく変えることなく行えたことは非常に評価していただけました。導入前の構成検討からカスタマイズ開発、環境構築まで一貫してサポートしたことで、スムーズに開発から導入を進めることができました。
今後は冗長化も含めてより効率的な運用ができる様、開発とサポートを進めていきたいと考えています。
STORM(R)商品について:https://www.unixon.co.jp/products/uvp/storm
※「STORM(R)」は株式会社TBSテレビの登録商標です。
※独自のUDP通信プロトコルは、株式会社TBSテレビの特許技術です。
- セガサミーホールディングスについて
会社名:セガサミーホールディングス株式会社
代表者:代表取締役社長グループCEO 里見 治紀
所在地:東京都品川区西品川一丁目1-1 住友不動産大崎ガーデンタワー
設立日:2004年10月1日
コーポレートサイト:https://www.segasammy.co.jp/ja/
■ユニゾンシステムズの会社概要
株式会社ユニゾンシステムズは、創業34周年を迎えるITベンダーです。これまで放送局に特化したシステムを開発してきましたが、ここ数年一般企業にも映像を取り扱う機会が増えてきたことから、放送局の映像管理ノウハウを活かした一般企業向けシステムを提供開始しました。映像は事実を映し出すものであり、映像を活用したビジネス分析は、今後も拡張していくと考えられます。当社はITによる映像の切り出し、加工技術を通して、映像の企業活用案を提案していきます。
(https://www.unixon.co.jp)