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【便利】100Wにして本当に良かった、小さいのにあれもこれも充電できるスグレもの

2024年11月21日 17時00分更新

文● 亜嵐墨志 編集●ASCII

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「Nexode X 100W」のメリットとデメリット

 それではNexode X 100Wならではの特徴(メリット)と、購入する際に注意したいポイントについて紹介します。

メリット その1:ほとんどのノートPCとスマホを充電可能

 最大出力が100Wということで、スマートフォンだけでなく高出力が必要なノートPCの多くを充電可能です。また、極まれにトラックボールなどのアクセサリーで、Type-CからType-Cへの接続だと充電できずType-Aからの充電が仕様となっているものもありますが、その場合もNexode X 100WにはType-Aポートが用意されているので問題なし。

Type-Cが2ポート、Type-Aが1ポートあり3ポート同時使用が可能

 ちなみに、各ポート使用時の出力は下記の表のとおり。最大の100Wで充電する際は、USB-C 1と書かれたポートへの接続が必要です。また、USB-C 2ポートとUSB-Aを同時に接続すると、それぞれ7.5Wまでの出力となるので、高出力が必要だったり早く充電を終わらせたいデバイスは極力USB-C 1に接続するようにしましょう。

各ポート使用時の出力

メリット その2:小さいので携帯性に優れる

 本体サイズは約71×34.5×43mmと、100Wの高出力タイプとしてはかなりコンパクト。手のひらに収まるサイズです。また、プラグ部分は折りたたみ式になっているので、収納時にほかのデバイスを傷つけてしまう心配がないのも◎。

手のひらに収まるサイズのコンパクトさ!

プラグは折りたたんで収納可能

横幅は71mm

高さは43mm

奥行きは34.5mm

メリット その3:Thermalguard保護技術で安心・安全

 高出力タイプの充電器は、過熱・過充電・過電流といったトラブルが心配ですが、Nexode X 100WにはUGREEN独自の温度検知/制御技術「Thermal Guard」を搭載しています。1秒ごとに800回以上の温度測定を行ない、温度変化をリアルタイムに監視。そのため本体の発火や接続したデバイスへの過充電や過電流を防ぎ、バッテリーの劣化なども防げるので安心です。

燃えにくい素材をシェルに使用している

 さらに外郭のシェルは耐火性・難燃性を備えた高品質PVC素材を採用。万が一の事故にも、極力被害拡大を抑えられるよう設計されています。

購入時の注意点 その1:約202gとやや重い

 Nexode X 100Wは手のひらサイズではあるものの、重量は約202g。高出力タイプの充電器としては軽めですが、やはり200gオーバーはやや重たく感じます。さらに差し込みプラグ位置の関係から、使用時は重心が片方に寄るので、コンセントが緩いとしっかりと刺さらず、外れたり落ちてしまうケースもありそうです。

重さは202g

緩いコンセントだと自重で外れてしまう可能性も

購入時の注意点 その2:USB Type-C端子同士が近い

 本体をコンパクトにするためか、Type-CのUSB-C 1とUSB-C 2ポートがかなり近い設計になっています。そのため、ケーブルの向きを変えられる可動コネクター機構があるような、プラグ周辺が太いケーブルなどは干渉してしまうケースもあります。

 一般的なType-Cケーブルなら基本問題ないですが、100Wの高出力を引き出すにはケーブルも高出力に対応している必要があるので、ケーブル選びにも注意しましょう。

Type-C同士の幅が狭いので、ケーブルのタイプに注意

ケーブルの根本が太いとこのように干渉してしまう

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