ここがいいね!
●色々なカードをスマートに持ち歩ける
このカードホルダー最大のメリットは、iPhoneに対応していないカード類もスマートに持ち歩けること。「TOICA」や「Kitaca」など、Apple Pay化されていない交通系ICカードのユーザーも、カードを使う度に財布や定期入れを取り出す必要はなくなる。
ほかにも病院の診察券やスタンプカード、オフィスの入館証などさまざまなカードで応用が利くので、外出時の荷物を減らしたい人には特にお勧めだ。
なお、ポケットの収容力は交通系ICカード換算で1.5枚分程度。無理をすれば2枚入るが、取り出す際のことも考えると1枚に絞った方がいいだろう。
ここがイマイチ
●磁気ストライプの入ったカードでは使えない
1つ目のイマイチポイントは、磁気の影響を受けやすいカードをしまえないこと。あくまで推測だが、330円という価格を実現するため、MagSafe用磁石の磁気シールド処置を省略してコストダウンを図っているようだ。
ICカードが普及した2024年現在も、キャッシュカードやクレジットカードを中心に、磁気ストライプのカードは多い。うっかりこうしたカードを入れてしまうと、最悪の場合カードが使用不能になるので注意しよう。
●ICカードとApple Payが干渉する
2つ目のイマイチポイントは、カードホルダーにSuicaなどのICカードを入れたまま改札機等にタッチすると、読取りエラーが起きること。これはカードホルダーに入れたICカードとiPhone内のApple Payのチップが同時にタッチされた状態となり、カードリーダーがどちらと通信すればいいかわからなくなってしまうことが原因だ。
タッチするときだけiPhoneからカードホルダーを外せば回避できるが、使用頻度が高いと、スマートに持ち運べるメリットより、付け外しの面倒臭さの方が上回ってしまうかもしれない。