【後編】何度でも使える!名古屋観光検定の合格証を提示して、人気飲食店のサービスを利用してみた
あなたの名古屋愛で地元グルメがお得に!1000円以上の飲食で「冷凍どて煮」をもらう方法
受検者の名古屋愛が試される「名古屋観光検定」。5回目となる今年の検定の特徴の1つが、名古屋らしいグルメを提供する人気店での飲食時にうれしい特典がもらえる「合格者プレゼント&飲食割引サービス」だ。前半記事
【体験レポ】何度でも使える!名古屋観光検定の合格証を提示して、人気飲食店のサービスを利用してみた
では、なごやめし居酒屋「伍味酉」、「名古屋コーチンラーメンはなれ」「きしめん よしだ エスカ店」を紹介したが、続いては「矢場とん」「まかまか」「スパゲッティハウスヨコイ」の特典を紹介しよう!
大行列でも意外と待ち時間は少ない「矢場とん 矢場町本店」
「矢場とん」初代店主の鈴木義夫氏は、名古屋名物として全国的に高い人気を誇る味噌カツの生みの親。終戦直後の屋台街で、どて鍋に串カツをドボンと付けて食べた客からインスピレーションを受け、試行錯誤して秘伝のみそだれを完成させた。昭和22年、「矢場のとんかつ」として創業。今では海外まで店舗を拡大している。
合格者特典が利用できるのは、名古屋市内にある7店舗。今回は矢場町本店にやってきた。栄方面から大須方面に向かって南下していくと、矢場とん広報宣伝課長を務めるぶーちゃんの姿が大きく描かれたビルが見えてくる。
列に並んでいる間にメニューを決め、入店時に注文。席に着くとものの数分で料理が提供された。そのスピード感に、とにかく圧倒!カウンターを覗けば、何人もの料理人が手分けして料理を仕上げていく様子が見えた。こういったスピーディなオペレーションが、行列していてもさほど並ばず味わうことができる秘訣のようだ。
一番人気メニューはおそらく、みそだれとソースの両方を食べ比べられるわらじとんかつだが、皿全体を覆うほどの巨大サイズ。お腹具合を鑑みて、極上リブ鉄板とんかつ定食(¥2000)をオーダーした。こちらも、わらじとんかつに劣らぬ名物メニュー。焼いた鉄板の上にキャベツ、ロースとんかつをのせ、みそだれをかけて仕上げている。ぶーちゃん柄のエプロンを着用し、蒸気が落ち着くのを待つ間にも胃袋を直撃するような香りが充満していく。
ご飯と味噌汁が到着し、いよいよ実食。衣にジュワッと染み込んだ味噌ダレが、豚肉の甘味や旨味を際立たせる。しんなりしたキャベツは、箸休めに最適。鉄板の保温効果もあって、最後までアツアツだった点も食後の満足度を高めている。
会計時にレジで合格証を提示したところ、「隣の『YABATON SHOP』でもう一度提示してください」と案内されたので、早速隣へ。自宅で矢場とんの味を楽しめる冷凍食品のほか、Tシャツやキーホルダーなどのオリジナルグッズも所せましと並んでいる。
改めて「YABATON SHOP」のレジで合格証と会計済のレシートを提示し、¥1000以上の飲食でもらえる冷凍どて煮を無事ゲット。ちょうどいい家族へのみやげになった。
愛知の地酒と味わう「創作名古屋めし まかまか本店」の名物手羽先
芸能人や有名人も多数来店し、東海エリアの食とエンタメをリードするまかまかグループ。アジア・アメリカ・スペイン・イギリスでGOTtalentに出場するなど海外まで活躍の場を広げているタンバリンマスターのゴンゾー、TikTokフォロワーが100万人を超えるインフルエンサー美容師の森 友二をアンバサダーに迎え、飲食店3店舗を運営している。
今回の合格者特典を利用できるのは、「創作名古屋めし まかまか本店」。ドリンクまたは食事1品以上注文で名物金・銀の手羽先を各1本サービスになる。
店内はすべて個室空間で、ほかの人の視線を気にせず食事を楽しめる。お通しは、ゴンゾーが監修した神の手羽先パイ。まかまか本店 金の手羽先味だ。本物を味わうまえに、まずはお菓子で堪能。
東海エリアの地酒も豊富にそろうこちらではまず、愛知地酒飲み比べ(¥1000)をオーダーした。萬乗醸造(名古屋市緑区)による「醸し人九平次 純米大吟醸」、盛田金しゃち酒造(愛知県半田市)による「金鯱 山田錦 吟醸酒」、中埜酒造(愛知県半田市)による「上撰國盛 本醸造 辛口」の3種類を味わえる。どれも飲み口が異なるので、合わせる料理の幅も広がる。
ラインナップを見ていて、一風変わったメニューが目についたので注文してみた。その名も、合法レバ刺し(¥900)。天然キノコと海藻を使って、牛のレバ刺しを再現しているようだ。食の安全の観点から、今では飲食店で食べることができなくなったレバ刺しだが、その見た目や食感は本物そのもの。日本酒とも相性バッチリ!
合格証を提示すると、金の手羽先(1本¥270)と銀の手羽先(1本¥270)が到着した。金の手羽先は、三河のたまり醤油と九州の麦醤油を合わせたピリ辛醤油味。表面の金胡麻は、愛知県安城市で生産されたものだ。ひと口食べると、中津川ちこり村のあじめ胡椒トウガラシの辛味がじんわり効いてくる。一方、銀の手羽先は塩ダレで味付け。三重県産の黒ニンニクの香りが食欲をそそる。黒ゴマがかかり、金の手羽先とは好対照な仕上がりだった。
「スパゲッティハウスヨコイ」のあんかけスパにオススメトッピングを追加
一度食べると何度も食べたくなる、不思議な魅力を持つあんかけスパゲッティ。若者や男性を中心にファンが多く、あんかけスパの名は全国的にも知られるように。名古屋市内を中心に、専門店も徐々に増えている。そんな大ヒットメニューの生みの親は、「スパゲッティハウス ヨコイ」の創業者である横井博氏。栄エリアに2店舗、名駅エリアに1店舗が営業している。
今回伺ったのは、名古屋駅直結の商業施設「KITTE名古屋」の地下1階にあるKITTE名古屋店。タッチパネルから注文するシステムになっているが、合格者特典を利用するためスタッフを呼んでオーダー。合格証を提示し、スパゲッティを注文してシェフお任せのトッピングを付けてもらう。
注文したメニューは、あんかけスパのスタンダードの1つであるピカタ。2.2ミリの太麺にお馴染みの胡椒が効いたスパイシーなソースがたっぷりかかり、豚肉の黄金焼きをオン。追加トッピングとしてチーズも注文した。
合格者特典で追加されたのは、ポテトとミンチのコロッケ。豚肉の黄金焼きよりも一回り大きく、食べ応えがあった。ポテトの甘味もあり、ホクホクして美味。普段選んだことのないトッピングを味わえた。トッピングの種類は日によっても店によっても異なるので、何度通っても新たな楽しみがある。KITTE名古屋店ではあんかけスパゲッティをオーダーするとポテトサラダ(ミニ)がサービスされるので、さらに得した気分に!
名古屋観光検定に合格して、お得なサービスを楽しもう!
今回レポートした合格者特典はほんの一部。どの店にも、名古屋愛あふれるメニューがそろっている。店のストーリーやこだわりを知れば知るほど、料理も味わい深くなるに違いない。これを機に名古屋観光検定を受検して、合格証を持って各店を巡り、名古屋愛を深めてほしい!
実施概要
検定名 令和6年度 名古屋観光検定
申込期間 11月1日~11月29日
受検期間 12月9日~2025年1月13日
受検方法 ウェブ上でのオンライン受検(パソコン、スマホどちらも可/24時間受検可能)
受検料 初級/上級ともに各500円(初級/上級のダブル受検可能)
問題数 初級30問(1問につき2点、42点以上の正解で合格)、上級50問(1問につき2点、70点以上の正解で合格)
受検時間 45分
出題範囲 名古屋の観光スポット、歴史、文化、イベント、 なごやめし、スポーツ等の観光に関する知識
初級 公式テキストの内容からおよそ70%、テキスト外からおよそ30%
上級 公式テキストの内容からおよそ30%、テキスト外からおよそ70%
※受検中、公式テキストのみ閲覧可
難易度 初級:名古屋市内の観光·歴史·文化等に関しての基礎的な知識
上級:名古屋市内の観光·歴史·文化等に関しての専門的な知識
公式ウェブサイト https://lovewalker.jp/nagoya_kanko_kentei/