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「noodle shop arakawa」考案のカラフル鴨味噌ラーメン! 野田鴨とセリにアヒージョも加わり風味が華やぐ♪

2024年11月08日 12時00分更新

文● 取材●小林智明 撮影●熊谷祐治

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 宮城エリアの人気ラーメン店が「ラーメンWalker宮城2025」(発売中)の読者のために限定メニューを考案する「スペシャル限定麺」企画を開催! 今季は「地元愛」をテーマに、各店主・店長のオリジナリティあふれるこだわりの一杯が味わえる。

 第1回目となる11月の開催店は、ラーメンWalkerグランプリ2024で銀賞に輝いた「noodle shop arakawa」。代名詞の野田鴨スープのラーメンに、カラフルな根菜、グリーンの「仙台せり」がふんだんにトッピングされた“映える”一杯だ。

1日20杯限定!ブランド鴨の味噌スープとゴロゴロ根菜&セリの共演

「セリと冬根菜の鴨だし味噌ラーメン」(1500円)

 「鴨ダシの味噌ラーメンに根菜などで彩りを加えてみました。見た目も含めて珍しいと思うので、ぜひ食べに来てください」

 そう話す、店主の菅野光太郎さんが自信を持ってお届けする、絶品“映え”ラーメンが誕生! 宮城県角田市はブランド鴨「野田鴨」が名産で、「arakawa」では2017年の創業時からガラ、ネック、手羽、モミジなどを使った鴨ラーメンを提供している。だから、鴨の扱いはお手のもの。今回のスペシャル限定麺には、気温が下がってきたこともあり、鴨スープでは珍しい味噌味を起用した。

 味噌ダレには、仙台味噌を中心に6種類の素材をブレンド。鴨スープは白湯を別に炊いた清湯で割った、少しトロッとした口当たりの中濃タイプ。味噌の風味は強調させず、鴨の旨味がしっかりと伝わる。さらに今回は改良して、マッシュルームのアヒージョを隠し味に加え、鴨の香味油と共に鼻から抜ける香ばしさを演出した。

旨味たっぷりでムチッとした歯触りのブランド鴨「野田鴨」

 注目してほしいのが、丼に添えたフォアグラのテリーヌ。スープに溶かすことで濃厚さが増す仕掛けが楽しめる。香ばしさの余韻があとをひくスープに沈むのは、今回のために試作した自家製中太平打ち麺。3種の小麦粉を用いて、つるみとモチモチ感を打ち出し、喉越しがいい。

 また、提供直前にバーナーで炙る鴨チャーシューはダイスカットに。それに加え、紫ジャガイモ、レンコン、サツマイモ、赤ビーツなどの冬根菜もゴロゴロ。宮城・名取市産の名物「仙台せり」もたっぷりのせて、彩り豊かに仕上げた。上写真の試作品には中央にゴボウがのっているが、実際の限定麺では、根付きの長いセリに変更。「仙台人ならおなじみの、根付き独特のシャキシャキ食感と香りも楽しんでほしい」(菅野さん) 

「noodle shop arakawa」店主の菅野光太郎さん

 和食出身の菅野さんは、「arakawa」と同じくラーメンWalkerグランプリ2024で銀賞を獲得した「中華そば いぶし」(名取市)で修業し、17年に独立開業。開店当初は鴨ラーメンがなかなか認知されず試行錯誤するも、丁寧な下処理と絶妙な火加減の煮込みにより、臭みが皆無の100%鴨スープを完成させた。

 定番の「鴨だしarakawaらーめん(醤油)」(1000円)は、鴨ならではの強いコクと旨味を宿したスープに、軽やかな食感と適度なコシを持つ自家製細麺が合う。また、現在は貝がテーマの「noodle shop nanairo」(岩沼市)と、豚がテーマの「noodle shop yatsuboshi」(柴田町)のセカンド&サードブランドも展開。それぞれハイクオリティなので、両店とも訪れてみよう!

白を基調としたカフェのような雰囲気。家族連れにも好評だ

宮城の鴨ラーメンのトップランナー。広めの駐車場も完備

「ラーメンWalker宮城2025」の購入・詳細はこちら

 今回の限定麺は、2024年11月よりスタートする「ラーメンWalker宮城2025」(発売中)の購入読者だけが楽しめる「スペシャル限定麺」企画の一杯。宮城エリアのラーメン界で名を馳せる名店&人気店の店主・店長が、今回のテーマ“地元愛”満点の一杯を考案。2025年4月までの6か月間に計6回開催する。第1回目の実施となる「noodle shop arakawa」の提供期間は、2024年11月12 日(火)~15(金)の4日間だ。

 普段は楽しむことのできない限定麺を味わうためには、「ラーメンWalker宮城2025」、もしくは掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必須。忘れずに持参しよう!

【実施日】2024年11月12日(火)~15(金)。1日20杯限定

【noodle shop arakawa】

住所:宮城県岩沼市中央4-12-15

電話:0223-23-0203

時間:11時~15時、17時30分~20時※スープがなくなり次第終了

休み:月曜(祝日の場合翌日)

席数:28席(カウンター8、テーブル20)

駐車場:14台(無料)

交通アクセス:JR東北本線岩沼駅より車で約3分

※最新情報は公式X、Instagramにてご確認ください

※限定麺を食べるには必ず「ラーメンWalker宮城2025」、もしくは雑誌に掲載されている「スペシャル限定麺パス」が必要です。食券購入時または注文時に店舗スタッフに提示してください(1人1冊、電子版不可)

【ラーメンWalker宮城2025/スペシャル限定麺スケジュール】

◉「noodle shop arakawa」/2024年11月12日(火)~15日(金) 

◉「仙臺 くろく 定禅寺」/12月18日(水)~21(土)※夜営業のみ提供。予定

◉「自家製麺 鶏中華そば 火鳥 HINOTORI」/2025年1月22日(水)~26日(日)予定

◉「荒町商店中華そば ふじやま」/2月24日(祝)~26日(水)、28日(金)予定

◉「麺屋わになる」/3月1日(土)・2日(日)、15日(土)・16日(日)、29日(土)・30日(日)予定

◉「中華そば いぶし」/4月7日(月)、9日(水)~11日(金)予定

■「ラーメンWalker宮城2025」の購入・詳細はこちら

※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

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