「2024年アジアデザイン賞」にてVlogカメラ「PowerShot V10」が金賞およびX線CT診断装置「Aquilion ONE / INSIGHT Edition」が銀賞を受賞
キヤノン株式会社
香港デザインセンターが主催する「2024年アジアデザイン賞(DFA Design for Asia Awards 2024)」において、キヤノンのVlogカメラ「PowerShot V10」が金賞、X線CT診断装置「Aquilion ONE / INSIGHT Edition(※1)」が銀賞を受賞しました。
金賞を受賞した「PowerShot V10」は、小さめのカバンなどにも収納しやすいコンパクトボディーに、高画質・高音質を実現する1.0型 CMOSセンサーや大口径マイクを搭載したVlogカメラです。動画撮影に適した片手でも使いやすい縦型デザインと、表示情報量を最小限に抑えた分かりやすくシンプルなUI(ユーザーインターフェース)を採用し、初めてカメラを使用するユーザーでも簡単に本格的な動画撮影を楽しむことができます。さらに、手持ちでの撮影に加え、カメラアングルの調整ができる内蔵スタンドを搭載することで、三脚などを使わずに様々な角度からの置き撮りが可能です。本製品は、日本の「2023年度グッドデザイン賞」のほか、国際的に権威のある「iFデザインアワード2024」(ドイツ)、「レッドドット・デザイン賞 プロダクトデザイン2024」(スイス)、「2024年IDEA賞」(米国)も受賞するなど、デザインが多方面から高い評価を受けています。
銀賞を受賞した「Aquilion ONE / INSIGHT Edition」は、高機能化に伴い操作が複雑化しているCT検査のワークフローを、AIを活用して開発した自動化技術(※2)によりサポートするフラッグシップCTです。内蔵のキヤノン製カメラで撮影した映像をもとに患者の体位を検出し、ポジショニングを簡便に素早く自動で算出します。従来は手動で多くの時間を費やしていた操作を自動化することで、操作者の負担軽減とワークフローの効率化を実現します。また、曲面基調のデザインを採用し、小型に削り込むことで医師や技師の作業動線を確保しているほか、患者との接触箇所を丸く優しい印象にすることで心理的・肉体的負担に配慮しています。本製品は、「2024年度グッドデザイン賞」も受賞しました。
キヤノンは、今回の受賞を励みとして、今後も性能とデザインを高度に融合させた製品づくりを続けていきます。
〈「アジアデザイン賞(DFA Design for Asia Awards)」について〉
2003年に創設された「アジアデザイン賞」は、優れたデザインとアジア独自の視点を取り入れたユーザー中心のデザインプロジェクトを表彰し、アジア地域の人々の生活の質の向上を目指すものです。香港デザインセンターが主催する5つの表彰制度の1つであり、デザインに関わる個人と企業の成果を国際的に紹介するためのプラットフォームとなっています。
※1 キヤノンメディカルシステムズ株式会社の製品。
※2 設計の段階でAI技術を使用しており、本システムは自己学習機能を有していません。