弥生は10月17日、「弥生会計 Next」という法人向けクラウド会計ソフトの先行体験プログラムを開始した。
「弥生会計 Next」は、弥生が掲げる「つながる、はじまる、もっといい未来」というコンセプトのもと、会計業務の自動化を推進するクラウドソフトだ。利用者は取引データの自動取込・自動仕訳、各種帳簿の自動作成、決算書の自動作成といった基本機能を活用できる。また、見積・納品・請求書の作成から、経費精算の申請・承認、証憑管理まで幅広くサポートする。これにより、経営や業務がより円滑に進むことを目指している。
この先行体験プログラムは、法人顧客向けに実施されるものであり、参加した企業は正式リリース後もデータを利用できるという。この試みを通して得られるフィードバックは、今後のサービス開発に活用される予定だ。正式リリースは2025年春以降を目指しており、料金は他の弥生製品と同様の3万円から10万円(年間)程度を想定している。