株式会社フライトソリューションズ
ゴルフ場の予約から決済処理までシームレスなサービスを実現
株式会社フライトソリューションズ(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 片山圭一朗、以下フライトソリューションズ)と株式会社グレイン(本社:東京都港区、代表取締役 末冨典男、以下グレイン)は、クラウド型ゴルフ場業務システム「GRAIN CLOUD(グレインクラウド)」のクレジット決済機能に「Incredist Trinity(インクレディストトリニティ)」を採用し、発売を開始したことをお知らせします。
グレインはゴルフ場のサステナブルな運営に向け、経営課題を解決するクラウド型システムの開発で省人化・効率化を実現しています。GRAIN CLOUDを導入した企業は、オンプレミス型システムと比べて導入コストやメンテナンスコストを大幅に抑制し、さらにシステムの運用管理が軽減されることで従業員はお客様サービスの充実に時間を充てられるようになり、顧客満足度を高めています。
この度、グレインはさらなるシステムの改善と顧客満足度の向上を目指し、GRAIN CLOUDの決済サービスにフライトソリューションズのIncredist Trinityを採用しました。
以前は、POSレジはWindowsパソコン上に専用のアプリケーションソフトを開発することが一般的でしたが、最近はPOSのサーバ機能をクラウド上に用意しパソコン側はWEBブラウザだけを利用するWEBアプリケーションが普及してきています。しかし、WEBブラウザはセキュリティの観点からパソコンに接続している周辺機器を制御できないという問題があり、クラウド型POSに移行したゆえにクレジットカードの決済端末に金額を手入力して決済をする必要があるなど、GRAIN CLOUDの課題となっていました。
今回決済サービスとして採用するIncredist Trinityは、フライトソリューションズ独自の技術開発により、クラウド型のPOSにおいてもWEBブラウザから決済端末を制御し、金額の連動を可能にしました(図1)。これは各企業がシステムのクラウドへの移行時に同様の問題が発生した際、課題解決となる次世代技術です。この技術により、GRAIN CLOUDはゴルフ場の予約から決済処理まで、ヒューマンエラーの発生する可能性のある業務を排除したWEB上でのシームレスなサービスを実現し、業務効率化の促進と顧客満足度の向上を目指します。
今後も両社は自社製品やサービスの提供、および次世代技術の開発を通じて、各企業が進めるDX化の支援とクラウドサービスの社会実装に貢献してまいります。
【図1:WEBブラウザから決済端末の制御を可能にした技術】