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Bluetoothよりも高速なデータ通信が可能なUWB(Ultra Wide Band)モジュールの取り扱いを開始

株式会社瑞起
2024年10月04日

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株式会社瑞起




株式会社瑞起(神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-2、代表取締役:呉 成浩)は、UWB(Ultra Wide Band)モジュールの取り扱いを開始いたしました。
UWBモジュールは、車載レーダーシステムなどに採用される距離測定や、三点測位による高精度な位置測位が可能で、Bluetoothよりも高速なデータ通信に対応したモジュールです。
近年では、民生機器や産業機器など、幅広い分野で採用されています。


この度のUWBモジュールの取扱いにより、当社製品で東京ゲームショウ2024に参考出展した新ブランド「EVOTOP」に搭載いたします。
UWBを用いることで、限りなくゼロに近いレイテンシーを実現し、Bluetoothよりも低遅延で、有線接続に匹敵する速度でストレスのないゲーム体験を提供します。



当社では、UWBモジュールを搭載した自社製品の開発にも積極的に取り組んでまいります。
UWBモジュール以外にも、各種SoC、メモリ(DRAM、eMMC)など、様々な電子部品の取り扱いを行っており、お客様のご要望に応じた柔軟な提案が可能です。
どうぞお気軽にお問い合わせください。


【UWB製品特長】
■1. 高速データ通信:
UWBは、高速・大容量の通信が可能で、10mの距離で最大数百Mbpsの伝送速度を実現します。非常に広い周波数帯域を使用することで、データ通信速度が向上し、障害物による影響も少なくなります。

■2. 高精度な位置測定:
UWBは、数センチメートル単位の精度で距離を測定可能です。これは、飛行時間(ToF)の測定によって実現されており、送信機から受信機までの信号の移動時間を基に距離を計算します。これにより、動線測位システム等をより高精度に構築でき、屋内での人や物の動きを正確に可視化し、分析することが可能です。

■3. 干渉が少ない:
UWBは、送信出力を-41.3dBm/MHz以下に制限されているため他の機器や人体への影響が抑えられています。また、使用する周波数帯域が非常に広く、障害物の影響を受けにくい上に、他の通信規格が使用しない周波数を利用しているため、他の無線通信との干渉も少ないです。



【UWBとは】
UWB(Ultra Wide Band)は、広い周波数帯域幅を利用する無線通信技術であり、高精度な位置測位が可能であることが主な特徴です。2002年に米国連邦通信委員会(FCC)から認可を受け、民間での利用が始まりました。
日本では、3.4~4.8GHzのローバンド、7.25~10.25GHzのハイバンド、および車載利用に限定された24.25~29GHzがUWB無線通信として使用可能で、国内では7.587GHz~8.4GHzの周波数帯で制限なしでの屋外使用が認可されており、当社のUWBモジュールは、7.25~10.25GHzのハイバンドを使用しています。
近年では、紛失防止を目的としたスマートフォンや周辺アクセサリー、自動車のスマートキーなどにUWBが搭載されるケースが増え、今後、さまざまな分野での普及が見込まれています。


【EVOTOPとは】
「EVOTOP」は「EVOLUTION」と「TOP」を組み合わせた造語で、「進化の頂点」という意味を込めています。
この新製品は、瑞起の独自技術を駆使し、ゲーミング体験を一層向上させ、ゲームパフォーマンスと快適性を高める最高峰の製品を目指して設計・開発されています。
製品の詳細については後日発表いたします。


■「EVOTOP」ティザーページ
 https://evotop.com/teaser/


■権利表記
「EVOTOP」は株式会社瑞起の登録商標です。


■会社概要
・会社名:株式会社瑞起
・代表者:代表取締役 呉 成浩
・所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい4-4-2 横浜ブルーアベニュー5階
・URL:https://www.zuiki.co.jp/

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