NTTドコモは10月3日、衛星電話サービス「ワイドスターII」の提供を2028年3月31日をもって終了すると発表した。代替サービスは衛星電話「ワイドスターIII」となる。
18年の歴史に幕
ワイドスターIIは、NTTドコモが2010年4月から提供している衛星電話サービス。主な顧客は官公庁やライフライン関連企業で、災害発生時の被災者支援や復旧活動における、既存の通信インフラに頼らない連絡手段としても活用されてきた。
今後、2025年3月31日に新規申込受付を終了し、2028年3月31日にはサービスそのものを終了する予定だ。
同社はワイドスターIIの終了後、後継となる衛星電話サービス「ワイドスターIII」(2023年10月より提供中)に経営資源を集中するとしている。