BIGLOBEは今日1日、福岡拠点の本格稼働、およびロサンゼルス拠点の強化によりインターネット接続のためのバックボーンを大幅に強化したことを発表した。これにより、BIGLOBEにおけるバックボーンの総帯域は10.7Tbpsまで拡張したとのこと。
BIGLOBEの福岡拠点を新設したことにより、九州においてコンテンツプロバイダーやインターネットサービスプロバイダー、クラウドサービス事業者などと相互接続(ピアリング)が可能になり、より安定した通信を実現する。さらに、日本とロサンゼルス拠点間の帯域は1.5倍の60Gbpsになり、アメリカとより安定した通信ができるようになった。
また、コンテンツプロバイダーやデータセンター事業者、SI事業者、インターネットサービスプロバイダーなど向けに提供している「BIGLOBE IPトランジットサービス」では、従来から提供している東京・大阪に加えて、新たに福岡拠点での提供が始まった。これにより、九州の企業に対して安定した通信環境によるビジネス拡大の支援とともに、災害対策も強化する。
SNS動画や高画質の映像コンテンツ、生成AI利用の増加、国内外の企業によるクラウドサービス活用の広がりにより、インターネットの通信量は昨年比で18.1%も増加しているという。高速通信の安定化は急務であり、これからの社会にとってなくてはならない、まさにネット回線はライフラインなのだ。
老舗ならではの強力なバックボーンを武器に、BIGLOBEは「魅力的なサービスやコンテンツを快適に楽しめるインターネット接続サービスを提供」していくとのこと。