楽天グループの同社連結子会社の楽天カードとみずほフィナンシャルグループは9月30日、新たな戦略的な資本業務提携の検討で合意したことを発表した。具体的な提携については年内をめどに実現を目指す。
楽天グループとみずほフィナンシャルグループの間では、昨年11月に楽天証券ホールディングスとみずほ銀行の間で資本業務提携を強化するなど、関係を深めてきた。
なお、楽天グループは今年4月1日に楽天のフィンテック事業(楽天銀行、楽天カード、楽天証券グループホールディングス、楽天インシュアランスホールディングス)を1つのグループに集約する組織再編に向けた協議を開始すると発表していたが、こちらについては中止を公表している。
楽天カードでは、強みを持つ個人向けのビジネスに加え、みずほフィナンシャルグループとの提携で法人領域での成長機会を追求する考え。