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トリプル水冷システムで高性能を実現

サイコム、トリプル水冷システムを採用した「Lepton Hydro WSTRX50A Tri-LC」発売開始

2024年09月27日 14時00分更新

文● さとまさ 編集⚫︎ASCII

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 サイコムは9月27日、プロフェッショナル向けのワークステーション「Lepton」シリーズに、新たに「Lepton Hydro WSTRX50A Tri-LC」を追加して販売を開始すると発表した。

 Lepton Hydro WSTRX50A Tri-LCは、GPGPUを活用したディープラーニングや生成AI、LLMの開発・研究において最適なマルチGPUワークステーションである。本製品はサイコムで初めてとなるトリプル水冷システムを採用し、2基のGPUとCPUを水冷で効率よく冷却するという。これにより、長時間の高負荷作業でも安定したパフォーマンスを実現している。

 搭載されるGPUはオリジナルの水冷グラフィックカード「Hydro LC Graphics GeForce RTX4090 24G」が2基標準装備されており、CPUはハイエンドデスクトップ向けのAMD Ryzen Threadripper 7000シリーズを採用。トリプル水冷システムにはAsetek社製の「636S-M2」とNoctua社製のファン「NF-F12 PWM」を組み合わせた高性能ユニットを採用し、高い冷却性能を持つ。

 ケースにはSilverStone社製のフルタワーケース「RM600」を採用し、横置きにすることで6Uラックマウントにも対応。電源には80PLUS TITANIUM認証を取得したCORSAIR社製の1600Wフルモジュラー電源「AX1600i」を装備し、高い変換効率と耐久性を確保している。メモリは高品質なサーバーグレードのMicron純正 ECCレジスタードDDR5-4800メモリ128GBを標準装備し、オプションで最大256GBまで増設可能。

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