法人向けNAS TeraStationに異常ファイル操作検知機能のほか、セキュリティー強化に関する計4機能の提供を本日9月25日(水)より開始
株式会社バッファロー
メルコホールディングス(東・名 6676)グループの株式会社バッファロー(本社:名古屋市、代表取締役社長:牧 寛之、以下バッファロー)は、法人向けNAS「TeraStation(テラステーション)シリーズ」において、パソコンがランサムウェア感染した際に管理者に通知する「異常ファイル操作検知機能」に加え、セキュリティー強化に関する機能のファイアウォール(パケットフィルター)機能、不正ログインブロック機能、感染のファイルアクセスログ出力機能の提供を本日9月25日(水)より開始いたします。本機能は法人向けNAS「TeraStation(テラステーション)シリーズ」のファームウェアアップデートにより、無料でご利用いただけます。
機能詳細
異常ファイル操作検知機能
ITの利活用が進む一方で、サイバー攻撃手法の巧妙化が進み、セキュリティー対策の重要性は近年ますます高まっています。中でもランサムウェア被害は企業規模問わず年々増加し、高い水準で推移しています。
本機能では、NASへ書き込まれたファイルの拡張子についてチェックを行います。異常なファイルを検知した際は、メール、リモート管理サービス「キキNavi」にて管理者へ通知することで、NASをネットワークから切り離すなどの対処が可能となり、被害の拡大を抑えることに活用いただけます。また、スナップショット対応機種(※1)では、設定した時間間隔ごとにファイルの変化量を監視、異常を検知した場合にはスナップショットを保持します。万が一ランサムウェアによりデータを暗号化されてしまっても、暗号化前の復元ポイントのファイルを迅速に復元できます。
※1.TS5020シリーズはスナップショット対応、TS3030シリーズはスナップショット非対応
ファイアウォール(パケットフィルター)機能
指定のIPアドレス・ポート番号の許可/拒否を設定することで、不正アクセスを制限し、インターネットからNASへの攻撃を防ぐ機能です。インターネットからNASにアクセス可能なルーター設定をしている場合でもLAN外からの攻撃を防ぐことが可能です。
不正ログインブロック機能
NASの設定画面へのログイン失敗が複数回連続した場合、一定期間アカウント/アクセス元IPアドレスからのアクセスをブロックする機能です(※2)。総当たり攻撃による不正ログインの危険性を低減します。
※2.対応プロトコル : 設定画面ログイン/SMB/AFP/FTP/SFTP/rsync(SSH接続有効時)/Webアクセス
感染ファイルのアクセスログ出力機能 ※3
「DiXiM Security Endpoint」を採用したウイルスチェック機能で検出した感染ファイルに対し、最後に書きこみを行ったユーザーアカウント/IPアドレス情報を出力する機能です。感染ファイルのログ情報から感染源であるユーザーの特定が可能となり、感染経路の特定に役立てることができます。
※3.別売りのウイルスチェック機能拡張/延長ライセンスパック「OP-EVシリーズ」の購入とライセンス登録が必要です。
対応機種
・TS5020シリーズ(対応ファームウェア:Ver.2.10以降)
・TS3030シリーズ(10月下旬の初回出荷時から対応予定)
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