このページの本文へ

iPhone 16徹底特集 最新チップA18搭載でAI対応! Apple Watch/AirPodsも 第59回

iOS 18、あまり知られてなくても超便利な4つの新機能はコレ!

2024年09月21日 11時00分更新

文● オカモト/ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

 iPhone 16発売に合わせて、iOS 18が登場。今回、新しいiPhoneを購入しない人でも、たくさんの新機能を使えるようになりました!

 そんな新機能の中でも、ホーム画面のカスタマイズのようには目立ってないけど、これは「超便利!」という4つを厳選して紹介します!

バッテリー充電の最大値が80~100%の間で5%刻みで設定可に

 iPhoneを使っていくうちにどうしても劣化が進んで徐々に容量が減っていくバッテリー。満充電状態では化学的に不安定なこともあり、充電の上限を80%にする設定がiPhone 15シリーズで可能になりました。

iOS 18

iPhone 15/16でバッテリーの設定から「充電」を選ぶと、80~100%の間で充電の上限を設定できます

 でも、80%の充電ではギリギリ1日持たないよ、という人もいたかも。iOS 18では80~100%まで5%刻みで、上限を設定できるようになりました。この機能が使えるのはiPhone 15と16のみです。

 なお、iPhone 14以前でも利用できる「バッテリー充電の最適化」は、生活パターンやアラームの時間などから分析して充電を調整して、満充電の状態を短くしてくれる機能です。基本的にはオンにしておくといいかと!

留守番電話の内容を文字起こし! 日本語はかなり正確でこれは役立つ!

 iOS 18で特に実用的と感じたのが「ライブ留守番電話」です! 端末に録音する留守番電話(いわゆる「伝言メモ」)の内容を文字起こしして、テキストで表示・記録してくれるというもので、機能自体は以前からあったものの、iOS 18で日本語に対応したのです。

iOS 18

「ライブ留守番電話」が日本語対応。電話が取れないときに留守番電話が対応。その内容をテキスト化してロック画面に表示してくれます

 実際のテキストを見ても、相当に正しい日本語です。文章が微妙だったら、録音を聞けばOK。知らない番号からの着信や、会議中にかかってきた電話など、便利に使える場面は多そうです。

iOS 18

日本語はほぼほぼ正確なのがわかってもらえるかと。もちろん録音データを聞くこともできます

広告や写真で埋もれたサイトを見やすくなる! 「気をそらす項目を非表示」

 最近のウェブサイトは、広告や画像で溢れていて、肝心のコンテンツが見にくい、読みにくいというケースも少なくないです。

 iOS 18のSafariにはそんな写真や画像、ポップアップを簡単に非表示にできる機能が追加されています。使い方も簡単でURLの左にあるアイコンをクリック、「気をそらす項目を非表示」をタップして、非常時にしたい部分をブロック単位で選択するだけ。これは簡単、そして超便利です!

iOS 18

SafariのURL欄の左側にあるアイコンをクリック。「気をそらす項目を非表示」をタップします

iOS 18

画像やバナー、ポップアップ、段落単位のテキストなどをブロック単位で選択できるので、非表示をタップすると消えてしまいます

ロック画面で起動可能な機能が「カメラ」と「懐中電灯」の縛りから放たれる!

 ロック画面の下側にある「カメラ」と「懐中電灯」の2つのアイコン。カメラも懐中電灯も使う機会自体は多いのですが、最近のiPhoneではアクションボタンやカメラコントロールなんかもあって、「カメラの起動方法はいろいろあるからなー」と感じていたのは確か。

iOS 18

これまでロック画面にずっとあったカメラと懐中電灯のアイコンが変更可能に。まずはロック画面を長押しして、カスタマイズ画面に移行します

 しかし、iOS 18ではこの2つのアイコンを変更可能になりました。変更するにはロック画面で長押しして、カスタマイズを開くだけ。ここに置けるアプリはコントロールが用意されているものだけですが、たとえばInstagramは設定可能でした。これも超便利そう!

iOS 18

すべてのアプリを割り当てられるわけではありませんが、Instagramはこのようにアイコンを置くことができました

 

■関連サイト

カテゴリートップへ

この連載の記事

ASCII.jp RSS2.0 配信中