千葉県白井市と北総鉄道は9月19日、人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」とのコラボ企画を10月17日から実施すると発表した。西白井駅の駅名看板をウマ娘仕様の特別看板に変更し、ウマ娘キャラクターと北総鉄道のコラボイラストを使用した駅装飾を実施する。
コラボグッズとして「クリアファイル付き ウマ娘 プリティーダービー×北総鉄道 記念乗車券」も発売。西白井駅バージョンと白井駅バージョンの2種類が用意され、それぞれ1000部限定で1500円で販売する。
さらに、白井市内の飲食店などでウマ娘のトレーディングカードが配布されるほか、ウマ娘のキャラクター「ゴールドシップ」と白井市の公式キャラクター「なし坊」がコラボしたイラストを使用した等身大パネルが設置されるなど、街全体でコラボ企画が展開される。
白井市には、JRA日本中央競馬会の騎手と厩務員を養成する「JRA競馬学校」があり、かつては中山競馬場の白井分場が置かれていたなど、競馬との深い関わりがある。この地域の特性を活かし、2022年3月からは西白井駅に「梨も騎手も育つ街」という副駅名称を設定している。
西白井駅に多くの人々を呼び込むとともに、ウマ娘を通じて地域の魅力を発信することが企画の目的。白井市と北総鉄道は、今後も連携して駅周辺地域のさらなる魅力向上を図っていく方針だ。
「ウマ娘 プリティーダービー」は、Cygamesが展開するクロスメディアコンテンツ。実在する競走馬の名前と魂を受け継ぐ「ウマ娘」たちが学園生活を送りながらレースに挑戦する。ゲーム、アニメ、音楽など様々なジャンルで展開され、累計2100万ダウンロードを突破する人気コンテンツとなっている。