三井住友カードは9月11日、一体型カード「Oliveフレキシブルペイ」の利用に関して、ユーザーが設定した支払いモードに関係なく、一部の取引がデビットモードで処理される事象が発生したと発表した。事象が発生したのは、9月7日の午前8時30分から午後4時30分頃にかけて。
現在システムは復旧しているが、影響を受けた取引については、クレジットモードやポイント払いモードの利用明細にも表示される可能性がある。これにより、一時的に二重請求のように見える状態が発生する可能性がある。
三井住友カードは、デビットモードで引き落とされた金額を9月27日頃までに自動的に返金する予定だ。また、明細に新たに表示された取引が希望の支払いモードと異なる場合、カード会社は支払いモードの訂正を受け付けるとしている。
三井住友カードは、不具合によって利用者に迷惑をかけたことをお詫びしている。
Oliveフレキシブルペイは、キャッシュカードの機能と、デビット、クレジット、ポイント払い、追加したカードでの支払い機能を一体化させたオールインワンカード。2023年3月に開始した金融サービス「Olive」と同時に開始した。