iPhone 16徹底特集 最新チップA18搭載でAI対応! Apple Watch/AirPodsも 第22回
新「Apple Watch Series 10」は隠れ睡眠時無呼吸症候群予備軍に朗報!
2024年09月11日 08時00分更新
新色「ブラックチタニウム」がかなりカッコ良くて物欲を刺激
2023年はApple Watchの購入を見送ったので、今年もし第3世代が出たら初代のApple Watch Ultraから買い換えようと思っていたのですが、出ませんでした。残念なような、ホッとしたような。でも「Apple Watch Ultra 2」に追加された、新色のブラックチタニウムはかなりカッコ良くて、物欲を刺激されまくっています。
Apple Watch Ultra 2は据え置きでしたが、新登場の「Apple Watch Series 10」には形状や素材も含めて、たくさんのアップデートがありましたね。中でも筆者が注目しているのは、大きくなったRetinaディスプレイ。広視野角をサポートしていて、斜めから見た時の明るさが最大40%向上したとのこと。腕時計を斜めから見るシチュエーションというのがいまひとつピンときていないので、どういうシーンに便利で使いやすいのか、ぜひ試してみたいです。つり革を持ったままでとか、自転車のハンドルを握っているときにとか、そういうことですかね?
一方で残念に思ったのがバッテリーです。急速充電にかかる時間は80%まで30分と短くなっているものの、駆動時間は最大18時間で変わらず。薄く軽くなりつつの据え置きではありますが、毎日充電が必要となるとキャンプや登山などではちょっと厳しいなと感じてしまいます。
睡眠時無呼吸の通知機能が気になる
このほか機能面では、日本でも利用できるようになるという「睡眠時無呼吸の兆候の通知」がとても気になっています。Apple Watchのデータを使って、「睡眠時無呼吸症候群の予測や診断ができるのでは?」って話は、もうずいぶん前から言われていたので、ようやく実装されたという感じでしょうか。Apple Watch Series 10のほか、Apple Watch Series 9、Apple Watch Ultra 2でも利用できるとのことですが、なぜそれ以前のモデルではサポートされないのかも含めて、大変気になります。
他社のスマートウォッチやバンドでも、睡眠時の血中酸素濃度や呼吸から、睡眠中の呼吸の乱れを検知する機能などは提供されています。Galaxy Watchも、睡眠時無呼吸の検知機能がFDA(米国食品医薬品局)で承認済みとのこと。Apple Watch向けにもすでに相応のアプリがあったりはしますが、アップルが新機能として実装するからには、医療機器に準じる精度はもちろん、日本でも医療機関との連携などが当然考えられているはずです。
これを機に、筆者も含めて日本に多くいるであろう、隠れ睡眠時無呼吸症候群予備軍が、あぶり出されると良いなと思います。ただそのために買い換えるかと問われると、今回もやっぱり見送りかな?
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