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IP InfusionとSmartoptics、ASOM-Netの400Gネットワーク性能達成を支援

ACCESS
2024年09月05日

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- 400G ZR+対応「OcNOS(R)」搭載スイッチがIPoDWDMネットワーク向けオープンネットワーキングの選択肢を提供 -

IP Infusion(本社:米国カリフォルニア州、最高経営責任者:緒方 淳)は、本日、デンマークの大手非営利マネージドサービスオーガニゼーション(MSO)兼インターネットサービスプロバイダー(ISP)であるASOM-Netが400Gの高性能IPoDWDM(IP over DWDM)ネットワークインフラの導入に成功したことを発表いたします。この革新的なネットワークのアップデートは、IP Infusionの400G ZR+対応「OcNOS(R)」搭載スイッチとSmartopticsの最先端光ソリューションのシームレスな統合、並びに欧州市場向けに先進のネットワーク技術を提供するSTORDIS GmbHの協力により実現されました。

ASOM-Netは、デンマーク国内の7万5,000人の加入者を対象に、テレビ、インターネット、電話サービスを提供しています。ASOM-Netは、Edgecore NetworksのWhite Box(ホワイトボックス)型スイッチに搭載されたIP Infusionの柔軟でスケーラブルな「OcNOS」と、Smartopticsのコンパクトで効率的な光ネットワーク構成要素を組み合わせることで、卓越した性能に加えて、運用コストを大幅に削減するネットワークアーキテクチャを構築しました。「OcNOS」搭載のWhite Box型スイッチとSmartopticsのモジュール式増幅器「DCP-F」を統合することで、ASOM-Netは400G ZR+技術をスイッチに直接組み込むことができ、これによりネットワークの効率と到達範囲の最適化を達成することができました。

ASOM-Net システムアーキテクト Kristian Pedersen氏は、
「ディスアグリゲーション(ソフトウェアとハードウェアの機能分離)型ネットワークソリューションにより、当社は従来のネットワークシステムのベンダーロックインから解放され、ネットワークの各レイヤーに最適なネットワーク構成要素を柔軟に選択できるようになりました。このことは、非営利事業を展開する当社にとって、最高の価値を低コストで会員に提供するために極めて重要なことです。また、IP Infusionの革新的なアプローチと、Smartoptics製品を補完してコンパクトなフォームファクターと高効率の400G ZR+プラガブル技術でコスト効率を向上させる仕組みも大いに評価しています」と述べています。

IP Infusionのオープンでディスアグリゲーション型アーキテクチャの「OcNOS」により、ASOM-Netは柔軟でスケーラブル、かつ費用対効果の高いネットワークを構築することができました。多様なハードウェアプラットフォームとシームレスに統合することができる「OcNOS」により、導入期間は短縮され、ネットワーク性能が最適化されたため、ASOM-Netは加入者により優れたサービスを提供できるようになりました。

IP Infusion 最高経営責任者(CEO)緒方 淳は、
「ASOM-Netが400Gネットワークへのアップグレードに成功したことは、オープンネットワーキングのパワーと戦略的パートナーシップの価値を証明するものです。当社とSmartopticsが協力することで、ASOM-Netのようなサービスプロバイダーがデジタル変革を加速させながらビジネスの目標達成を可能にする、魅力あるソリューションを生み出しました」と述べています。

Smartopticsのモジュール式増幅器「DCP-F」は、ASOM-Netのネットワーク全体にわたって組み込まれた400G ZR+技術を稼働するために増幅が必要な場合にのみ使用されます。また、わずか1RUのラック空間しか要しません。これにより、ASOM-Netの機器のフットプリント(専有面積)は最小限に抑えられ、総所有コストが削減されます。

Smartoptics 英国・アイルランド・MEA地域セールスディレクター Max Naylor氏は、
「今回のASOM-Netによる導入は、最新のプラガブル技術を活用した真のディスアグリゲーション型ネットワークの好例であり、IPoDWDMがなぜ業界内で急速に注目を集めているかを示しています。ASOM-Netは、この最新のネットワークアーキテクチャを利用することで、ネットワーク設計の簡素化だけでなく、必要な装置・電力・スペースを低減することで総支出の大幅な削減を達成しました。ASOM-Netのネットワークにおいて、Smartoptics、IP Infusion、Edgecore Networksの各ソリューションがそれぞれの分野に特化しつつ、互いに補完し合うというシナジー効果により、非常に効率的かつ柔軟なネットワークを実現しています」と述べています。

STORDIS GmbH 最高コマース/コミュニケーション責任者(CSMO)Łukasz Łukowski 氏は
「オープンネットワーキングの未来を体現する、ASOM-Netの真にディスアグリゲーションされたネットワークの実装例において、重要な役割を果たせたことを嬉しく思います。STORDISでは、ASOM-Netのようなサービスプロバイダーが、独自のニーズに合わせた最善のソリューションを選択することで、ネットワークを制御できるようになると信じています。本プロジェクトは、プロプライエタリなシステムの制約から解放され、パフォーマンス、柔軟性、コスト効率の向上を実現する、オープンネットワーキングの非常に大きなメリットを示しています。この度の共同プロジェクトの成功に貢献し、ASOM-Netのビジョンである高性能でコスト効率に優れたネットワークインフラストラクチャの実現をサポートできたことを光栄に思います」と述べています。

■IP Infusionについて
IP Infusionは、キャリア、サービスプロバイダー、データセンター事業者向けオープンネットワークソフトウェアおよびソリューションにおける世界的なプロバイダーです。IP Infusionのソリューションの顧客は数百社を超え、導入実績は数千件に及び、ネットワークオペレーティングシステム(NOS)において市場をリードしています。IP Infusionの「OcNOS(R)」により、ネットワーク事業者はネットワークをディスアグリゲーション(ハードウェアとソフトウェアの機能分離)することで、イノベーションの加速、運用の合理化、総所有コスト(TCO)の削減が可能になります。また、ネットワークOEMは、ネットワークデバイスを分離して、市場投入までの時間を短縮し、包括的なサービスを提供し、キャリアグレードの堅牢性を実現することが可能となります。IP Infusionは、米国カリフォルニア州サンタクララを本拠とし、株式会社ACCESSの100%出資子会社として独立して運営されています。






https://www.ipinfusion.com/

■ASOM-Netについて
多数のアンテナ団体により支援された非営利のインターネットサービスプロバイダー(ISP)であるASOM-Netは、最高のインターネットサービスを地域社会に提供することに全力で注力し、顧客サポート、請求、会計、システムホスティングの分野でパートナー団体を支援しています。Edgecore Networks、IP Infusion、Smartopticsとの協力のもと、先進的なHarmonic CableOSプラットフォームを利用したリモートPHYユニットを通じて、最先端のDOCSISおよびPONネットワークを利用することで高速接続を確保しています。また、信頼性の高いSIP電話ソリューションは、同社のネットワーク内でトラストモードのCOS/DSCPで提供しています。
https://asom-net.dk/

Smartopticsについて
Smartopticsは、2006年に設立された北欧の企業です。オープンネットワークの新時代に向けた革新的な光ネットワークソリューションや機器を、何千もの企業、政府機関、クラウドプロバイダー、インターネットエクスチェンジ、ケーブル、通信事業者等に提供しています。Smartopticsは、顧客企業が不要なベンダーロックインを解消し、柔軟性を確保し、コストを最小限に抑えることができるよう、あらゆる活動においてオープンネットワーキングのアプローチを採用しています。Smartopticsのソリューションは、データセンターサービスや仕様への依存度がますます高まるメトロおよび地域ネットワークのアプリケーションに採用されています。Brocade、Cisco、Dellといった大手テクノロジー企業およびネットワークソリューションプロバイダーと協業しており、100社以上のビジネスパートナーを通じてグローバル展開しています。
https://www.smartoptics.com/

STORDISについて
STORDISはヨーロッパを拠点とし、最先端のネットワーク技術を専門とするオープンネットワークのエキスパートチームです。コンサルテーションや設計から、統合、保守、サポートに至るまで、信頼できるパートナーとして、シンプルなセットアップから複雑なネットワークインフラまで、オープンネットワークのハードウェアおよびソフトウェアソリューションを提供しています。
ドイツ、ポーランド、英国に拠点を置き、ヨーロッパ全域のクラウドデータセンター事業者、通信事業者、サービスプロバイダー、大企業の顧客環境を、オーダーメイドのネットワークソリューションとサービスでサポートしています。オープンソースコミュニティの積極的なメンバーとして、ORCA Network OrchestratorやMONSOON Monitoring等のツールを提供し、ディスアグリゲーション型ネットワークソリューションの拡張性と利点を促進しています。
STORDISの専用国際テクニカルアシスタンスセンター(iTAC)では、24時間365日のサポートを提供し、専門家による支援をいつでも利用できるようにしています。また、「route2openアカデミー」では、オープンなディスアグリゲーション型ネットワークのセットアップ、運用、保守に関する認定コースを通じて、知識の共有に特化したプラットフォームです。オープンネットワーキングのエキスパートとして、STORDISは顧客ビジネスに真の価値を提供する革新的で効果的なソリューションを提供することにコミットしています。
https://stordis.com

■株式会社ACCESSについて
ACCESS(東証プライム:4813)は、1984年の設立以来、独立系ソフトウェア企業として、世界中の通信、放送、自動車、家電、出版、エネルギーインフラ業界向けに、モバイル並びにネットワークソフトウェア技術を核とした先進のITソリューションを提供しています。累計搭載実績15億台を超えるモバイルソフトウェアおよび数百社を超える企業への豊富な採用実績を誇るネットワークソフトウェアにおける仮想化技術の開発力とノウハウを活かし、現在、組み込みとクラウド技術を融合したDX/IoTソリューションの開発・事業化に注力しています。アジア、米国、ヨーロッパ地域の子会社を拠点に国際展開も推進しています。
https://www.access-company.com/

※ACCESS、ACCESSロゴは、日本国、米国、およびその他の国における株式会社ACCESSの登録商標または商標です。
※IP Infusion、IP Infusionロゴ、OcNOSは、IP Infusion Inc.の米国ならびにその他の国における商標または登録商標です。
※その他、文中に記載されている会社名および商品名は、各社の登録商標または商標です。

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