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Xでイラッとした投稿を友人に転送すると、似たような投稿が集まるので注意──マスク氏

2024年09月03日 11時00分更新

文● G.Raymond 編集●ASCII

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 イーロン・マスク氏が9月2日、Xのアルゴリズムに関する投稿をした。マスク氏によれば、ユーザーが投稿を友人に転送すると、その理由がたとえ憤慨したからだったとしても、Xはユーザーがその投稿を「非常に気に入っている」と解釈するという。

 マスク氏によると、Xのアルゴリズムは、ユーザーがコンテンツと何らかの形で関わると、そのユーザーがそのタイプのコンテンツを「もっと見たい」と思っていると判断するそうだ。

 特に強い信号となるのが、ユーザーがXの投稿を友人に転送する行為だという。マスク氏は、転送には労力がかかるため、アルゴリズムはユーザーがそのコンテンツを「非常に気に入っている」と解釈すると説明している。

 一方で、ユーザーが投稿を転送した本当の理由がそのコンテンツに憤慨したからだった場合でも、現在のアルゴリズムはそれを理解できるほど賢くないとマスク氏は述べている。

 この説明は、Xのタイムラインに時々全く関係のないコンテンツが表示される理由を明らかにしている。ユーザーの意図を正確に把握できていないアルゴリズムが、単純な相互作用を「好意的な反応」と誤解している可能性があるわけだ。

 たとえ「これはひどい」と憤るような投稿があったとしても、友人に直接転送することはしない方がよさそうだ。

 

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