地域の特色や文化を活かした取組みを通じ
モータースポーツのファン層を拡大
KDDIはトヨタと協力して、ビギナー向けのラリーイベント「TOYOTA GAZOO Racing ラリーチャレンジ」(TGRラリーチャレンジ)にて、電源の入らなくなったケータイを復活させる「おもいでケータイ再起動」を共同開催すると発表した。
「おもいでケータイ再起動」は、電池の過放電などで充電ができなくなった携帯電話を専用機器で充電・再起動し、見ることを諦めていた懐かしい思い出の写真を印刷してくれるイベント。
世界的には人気のあるモータースポーツだが、日本では接点が減少しており、なかなか興味を持ってもらえないという課題があった。そこでKDDIとトヨタはさまざまな視点での共創活動を検討し、「おもいでケータイ再起動」の趣旨や提供価値が、トヨタが掲げる「幸せを量産する」に通じ、共鳴することから共創に至ったという。
最初に開催されるのは、9月27~29日に宮城県利府町で開催される「ラリーチャレンジRd.10 利府」。場所はイオンモール新利府 南館 1階 ライブスクエアで11~19時まで。
また「おもいでケータイ再起動」に参加しないお客さんも楽しめるように、XR技術を用いて利府町の観光名所や地域特産物などと、ラリーカーをコラボした限定ジオラマモデルを作成する。専用のQRコードを読むことで、地域の特色やラリーカーがコラボしたジオラマを楽しめるようになる。
ラリーカーが出て行ってしまうと、サービスパークはヒマになってしまうので、このようなイベントに参加してみてはいかがだろうか。
なお、この利府を皮切りに、今後開催が予定されるモータースポーツイベントとのコラボレーションも予定しているという。モータスポーツの観戦に行くときは、眠っているケータイを持参してみよう。