グーグルは8月28日、デスクトップ版「Google Chrome」で脆弱性を修正するアップデートの提供を始めた。修正対応済みのバージョンはWindowsおよびMac版が「128.0.6613.113/.114」、Linux版が「128.0.6613.113」となる。
修正された脆弱性の内容は以下のとおり。いずれも深刻度「高」に分類されており、特段の理由がない限り、アップデートの適用が推奨される。
●深刻度:高
・CVE-2024-7969:V8におけるタイプ混同
・CVE-2024-8194:V8におけるタイプ混同
・CVE-2024-8193:Skiaにおけるヒープバッファオーバーフロー
・CVE-2024-8198:Skiaにおけるヒープバッファオーバーフロー
アップデートは今後数日から数週間かけて各ユーザーに自動適用されるが、ブラウザーの設定から手動で更新をかけることも可能だ。