130年以上前、ヱビスビールが生まれた恵比寿が舞台。
多彩なビールの楽しみ方に出会えるビールの祝祭、「ヱビス ビアホリデー」に参加してきた。
「ヱビスビール」をはじめとするさまざまなドリンクの提供はもちろん、フードはビールにぴったりなおつまみを揃えたキッチンカーが用意されている。
会場はビアガーデンのような雰囲気で明るく賑わいつつも、それぞれがそれぞれの自由な時間を過ごせる、夏の終わりにふさわしいイベントだった。
イベントは9月1日まで開催中。気になっていた方や、これから訪れる方へ、写真付きでレポートする。
まずはイベント情報から
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【YEBISU BEER HOLIDAY(ヱビスビアホリデー)】
□開催場所:恵比寿ガーデンプレイス
□開催期間:8月23日~9月1日
□営業時間:(平日)16:00~21:00(土日)11:30~21:00
□入場料金:無料
□提供内容:ヱビスブランド6種、ソフトドリンク、「ヱビスビールに合う逸品グランプリ」のフード
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訪れたのはイベント2日目の土曜日。朝からきれいに晴れており、都内の最高気温は34度(暑かった〜!)と、ビール日和だった。
会場はJR恵比寿駅東口から徒歩5〜6分。駅から動く歩道がメインなので迷うことなく行ける。
アルコールのイベントということもあり大人が圧倒的に多いのかと思いきや、意外にも子どもの姿も多く見られた。
恵比寿ガーデンプレイスに入ってからは大きな段差はなく、会場はベビーカーでの入場も可能。後述するが、お茶やジュースなども注文できることも含め、大人から子どもまで楽しめるイベントだ。
なお、会場は屋根があり直射日光は防げたものの、風がないと暑く感じる人もいるだろう。イベント参加中は、体調管理をしっかりとお願いしたい。
マイグラスをもらっていざ、入場
イベントは当日会場で並ぶ「当日受付」と、事前に日時を選んで席を確保する「事前予約」の2種類で入場ができる。
どちらの入場方法でも席は70分制。
しかし、実はイベント初日の時点で、全日程の席が一旦予約終了。執筆時時点(8月25日朝)で、一部の枠のみ開放されている点には注意。
入場時には1人につき1つイベントロゴ入りのマイグラスがもらえる。
さあ、1杯目はどれから飲もう。ワクワクしながらいざ入場!
シンプルにビールを楽しめる
会場で楽しめるのは、7種類のヱビスビールとキッチンカーが3店舗(フードはイベント期間の前半と後半で入れ替わる)。
4人席はこのようなテーブル。ほかにも長いテーブル席、立ち飲み席も用意されていた。
ドリンクを注文する前に、ご担当いただいた方から「ビールの泡がすぐ消えてしまうので、フードの確保が先だと良いですよ」とアドバイスをいただく。
フードは、出店しているキッチンカーへ買いに行くスタイル。どの時間帯もそれほど混雑は見られなかった。
ビールの注文は会場のスタッフの方(オレンジ色のバケットハットをかぶっているのでとてもわかりやすい)に声をかけ、席で支払う。
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会場では以下のドリンクが楽しめる。
・ヱビスビール/700円
・ヱビスプレミアムブラック/700円
・ヱビス&ヱビス(ハーフ&ハーフ)/700円
・ヱビスプレミアムエール/700円
・琥珀ヱビスプレミアムアンバー/750円
・ヱビス クリエイティブブリュー燻(いぶし)/800円
・Magic Holiday/1200円
・天然水/200円
・緑茶、オレンジジュースなどソフトドリンク/300円
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注意点として、会場内はすべての支払いが完全キャッシュレス。事前にチャージしておくとスムーズだ。
支払いと同時に引換券をもらえるので、グラスを持って「ドリンクお渡し口」で注いでもらう。
スタッフの方が1杯ずつていねいに注いでくれるところも、イベントの醍醐味だろう。 目の前で注がれていくビール、テンション上がった〜!
フードは唐揚げと鴨肉をチョイスし、まずはみんなで1杯目。「ヱビスビール」「ヱビス クリエイティブブリュー 燻(いぶし)」「Magic Holiday」で乾杯!
ビールは、おかわりするごとに自分で洗浄できる。
そのあとは「ヱビスプレミアムエール」や「琥珀ヱビスプレミアムアンバー」などもいただいたが、やっぱり野外でのビールは最高!
ヱビスのビールは香りも好きなのだが、どれも苦味はそこそこで、コクがしっかり楽しめるところも好みだ。
ヱビスならではの透き通る色もきれいで(屋外だと特に!)、おいしさだけでなく見た目も楽しめるのはビアガーデンならではだろう。
担当者に聞いた、イベントの注目
今回のイベントでのイチオシビールをヱビス担当の方に伺ったところ、特にヱビス クリエイティブブリュー 燻(いぶし)、Magic Holidayを飲んでほしいとのこと。
9月10日から期間限定で全国で発売されるヱビス クリエイティブブリュー 燻(いぶし)。このイベントで、いち早く堪能できる。
こちらは4月に開業したヱビスブランドの体験拠点「YEBISU BREWERY TOKYO」で、連日売り切れになるほど人気だった限定ビール「煙々」の知見を活かし、秋冬向けにブラッシュアップした新商品。
ブナ材で燻した麦芽を一部採用した、ほのかにスモーキーな味わいが特長の新しいヱビスだ。
一口目で感じたのは香ばしさ。苦味はあまり感じず、鼻から抜ける香りがとても印象的だった。
また、このイベントのためだけに製造したMagic Holidayも数量限定で提供(Magic Holidayのみ、1人1杯までの提供)。
日没前に現れる幻想的な“マジックアワー”のように、日常から“HOLIDAY”へと誘うベリー系のホップが香るレッドチェリーエール。
飲む前は名前に惹かれ気になっていたのだが、コク深さとチェリーの甘ずっぱさがしっかりと感じられ、テンションの上がる一杯だった。
また、この2杯は限定のコースターがもらえる。特にMagic Holidayのコースターはとてもかわいいので、おすすめしたい。
わずらわしさがなく、快適に過ごせた
一緒に訪れた家族とともに時間を楽しみ、そろそろお開きに。
始まりから終わりまで不便だったことや困ったことが特に見当たらず、快適に過ごすことができた。その理由がどこにあったのか、イベントを通して感じたポイントを、改めてまとめておきたい。
★終始快適に過ごせる環境
→まず、野外のイベントでは、この時期は暑さが問題となってくる。当イベントでは、屋根もあるため、時間帯にはよるが大体の時間で日光は防げる。
ある程度は風が通るので、蒸し暑さもあまりなかったように感じられた。ただ、風がないと、気温にもよるが「暑い」と感じる人はいるだろう。屋外でのイベントなので無理は禁物だ。
提供の点に目を向けると、こうしたイベントでは気になりがちな、動線でストレスを感じることがなかったこともポイントだ。席と席の間はスペースが確保されており、スムーズに移動できる。
参加者はなみなみ注がれたビールを持って移動することになるが、入場に制限がかけられているためか、ぶつかったり移動しにくかったりなどといったことは感じられなかった。
ビールの引き換え時もほとんど並ぶことがなく、飲みたいときに飲みたいビールがすぐ楽しめる点も評価したい。
★ベビーカーもOK。みんなで一緒に時間を過ごせる
ベビーカーを利用している人たちも多かった印象だ。どの席もすぐそばにベビーカーを横付けできることが、保護者の安心に繋がるのだろう。
筆者も、ベビーカーで子どもと一緒に訪れた。公式HPにベビーカーについて言及してくれていたところも安心感があった。
「お酒の場ってベビーカーが迷惑になるかも。置く場所もなさそうだし、諦めよう……」ということがあった方も、安心して来てほしい。
★子どもも多いアットホームな雰囲気
→夏休みの時期なのと、訪問時がお昼だったことから子どもも多く、ソフトドリンクでフードを味わっている姿を見かけた。夏休み最後の思い出になったかな?
★もらえるグラスがうれしい
→入場時にもらえるグラスは、最後に各自で洗浄し持ち帰ることができる。ロゴ入りのグラスでお家での晩酌も楽しめるのはうれしい!
ただ、紙袋にそのまま入った状態で渡されるので、持ち帰りの際はご注意を(筆者は割れることが心配だったため、タオルで巻いてから紙袋で包んで持ち帰った)。
★完全キャッシュレスで、スマートに楽しめる
→ドリンクもフードも一切現金の使用はできないので、必ず事前に用意が必要。 ただ、用意しておけば毎回お財布を出さなくていいので、わずらわしい会計がないのはスマートで良い。
夜も違った空気感が楽しめそう
終始、快適に気持ちよく過ごせたイベントだった。
シンプルにビールを楽しむことに集中できるだけでなく、ソフトドリンクの準備や会場の過ごしやすさも考えられているため、大人から子どもまで楽しめる。家族でのお出かけにも適しているのではないだろうか。
ビアガーデンやお酒のイベントが好きな方、ヱビスのファンはぜひ訪れてみてほしい。
昼間も明るく賑わいが感じられて明るい空間だったが、夜はまた違った雰囲気が楽しめそうだ。
おいしいビール、たくさんいただきました。ごちそうさまでした!
(※文中の価格はすべて税込)