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ファーウェイ通信 第225回

今話題のオープンイヤーオーディオ入門!

ワイヤレスイヤホンの新潮流! オープンイヤー型イヤホンのトレンドをファーウェイの2製品で見る!

2024年08月28日 11時00分更新

文● 加藤肇、ASCII 編集● ASCII

提供: ファーウェイ・ジャパン

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耳たぶに挟むユニークな装着スタイルの「HUAWEI FreeClip」
程よい力で挟み込んでくれる&メガネに干渉しないのが◎

 ここからは、ファーウェイのオープンイヤー型オーディオ製品について見ていこう。まずは、完全ワイヤレスイヤホンの「HUAWEI FreeClip」(市場想定価格2万7800円)。

オープンイヤー型イヤホン

今年2月に発売。市場でも人気となっている「HUAWEI FreeClip」

 HUAWEI FreeClipは、耳たぶに挟むユニークな装着スタイルで注目を集めているオープンイヤー型の完全ワイヤレスイヤホン。オープンイヤー型でも従来の主流は、耳の上部に引っかけて装着するタイプだった。形状的にメガネへの干渉を考慮する必要があるのだが、HUAWEI FreeClipではその心配がない。メガネ派の大きな味方だ。

 この製品の本体は、U字型のクリップ部分「C-bridge(C-ブリッジ)」、球体のパーツ「アコースティックボール」、豆のような形状のパーツ「コンフォートビーンズ」という3つの主要パーツで構成されている。

オープンイヤー型イヤホン

独特の形状のキモになっているのがクリップ部分に用いられている形状記憶合金のワイヤー。ちなみに左右の区別はなく自動で認識される

 C-bridge内部には、高性能な形状記憶合金であるニッケルチタン合金を使用したワイヤーが採用されていて、実際使ってみても緩すぎずキツすぎずの程よい力で挟み込んでくれる。本当に程よい感じなので、長時間着けていても痛くなったりはもちろんしないし、逆にランニング中などに落としてしまうこともまずない。

なかなかに迫力のある低音が印象的
逆音波アルゴリズムによって、音漏れを低減 各種操作も快適

 音質については、低音に想像以上の迫力がある印象。作業中のBGMやオンライン会議などの用途には問題なしだ。また、気になる音漏れについては、アクティブノイズキャンセリング機能と同様の逆音波アルゴリズムによって抑制している。実際に家族に近くに寄って評価してもらったが、一般的なインナーイヤー型イヤホンと比べて大差はないという感想だった。

オープンイヤー型イヤホン

逆音波アルゴリズムによって音漏れを大幅に低減している

 実利用時に快適だと感じたのが、タッチコントロール機能。再生/停止や曲送り、ボリューム調整などが可能で、イヤホン本体のどこをタッチしても反応してくれるのは使い勝手が良い。ファーウェイ公式の「HUAWEI AI Life」アプリから、コントロール内容のカスタマイズも可能だ。

オープンイヤー型イヤホン

本体のどの部分をタッチしても操作が可能

 バッテリーについては、HUAWEI FreeClipはフル充電の状態から、イヤホン単体で最大8時間の連続音楽再生に対応。充電ケース併用だと最大36時間とさらに長くなる。

オープンイヤー型イヤホン

専用ケース込みで最大36時間の再生が可能

 ファーウェイの製品らしく、ヘッドセットとしての機能も優秀。デュアルマイクと骨伝導VPUセンサーを搭載したマイクを採用し、独自のマルチチャネルDNN(ディープ・ニューラル・ネットワーク)通話ノイズリダクションアルゴリズムを搭載。たとえばジョギング中にスマホにかかってきた通話に応答するのはもちろん、オンライン会議にも適している。会議の相手も特に違和感なく、自然な音声という感想だった。

メガネのようにしか見えないのに実はオーディオ機器
ごく自然にオンライン会議に参加できる、ビジネスマンの味方

 続いては、さらなる特徴的な製品である、オーディオグラスの「HUAWEI Eyewear 2」(下の写真はブラックで市場想定価格3万7800円)だ。

オープンイヤー型イヤホン

続いては「HUAWEI Eyewear 2」。パッと見は普通のメガネにしか見えない

 一見、普通のメガネのように見えるHUAWEI Eyewear 2だが、テンプルの耳に近い部分にオープンイヤー型のイヤホンを内蔵するオーディオ機器なのだ。

オープンイヤー型イヤホン

側面から見たところ。確かにテンプル(つる)部分がやや太め。でも、普通のメガネとの違いはそのくらいだ。なお、こちらはチタンシルバーで市場想定価格4万7800円

オープンイヤー型イヤホン

近づいて見るとスピーカーが内蔵されていることがわかる

 HUAWEI Eyewear 2は、主にビジネス用途での利用が想定されていて、軽量化やバッテリー駆動時間の向上などが図られている。写真を見ればわかる通り、着用した姿にはまったく違和感がないので、ビジネスシーンにもすんなりとなじむのが特長。

 社外のメンバーとシリアスなオンライン会議をする機会が多いというビジネスパーソンの場合、ゴツい見た目のヘッドセットを装着して、それでなにかしらイメージが付くのは避けたいという意見がある。そういうケースにピッタリの製品だろう。

オープンイヤー型イヤホン

特別な何かを着けているように見えないのが本機の特徴であり、最大の魅力だ

 見た目だけでなく、着用感も一般的なメガネと特に変わらないため、長時間の利用でも疲れにくいというオープンイヤー型イヤホンのメリットがより際立つ。使用中でも周りの音が聞こえるというもう1つのメリットも持っているのだが、先ほどのHUAWEI FreeClip同様に社内で着けていて、声をかけられたときに慌てて外したりする必要はなくなるのは利便性が高い。

 また、音漏れについても、HUAWEI FreeClipと同じく逆音波アルゴリズムを採用しており、オフィスの隣の席で使っていてもほとんど気づかないレベルにまで抑えられている。

 音質面については、クリアで自然なサウンドが特長。オンライン会議はもちろんのこと、作業中やウォーキング中のBGMにも最適だ。バッテリー駆動時間は、音声通話が約9時間、音楽再生は約11時間とスタミナ十分。1日の就業時間中に着けっぱなしでも、充電が必要になる可能性は低い。付属の専用充電ケーブルを使うと、約50分でフル充電が完了するのも使い勝手で優れる。

 なお、HUAWEI Eyewear 2は度付きレンズを装着することももちろん可能。メガネチェーンのOWNDAYSで、別売りで度付きレンズを追加してもらえるほか、OWNDAYSとファーウェイのコラボモデルも販売されている。

オープンイヤー型イヤホン

度入りレンズを入れることで、視力矯正が必要な人でも日常的に使うことができる

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