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7月後半に売れたGPUベスト5をGeForceとRadeon別に紹介! ソフマップ・ドットコム販売ランキング(7月16日~31日)

文●ハイサイ比嘉 編集●ASCII

提供: ソフマップ

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ビデオカード(GeForce、Radeon)の売り上げベスト5をそれぞれ掲載

 大手メーカーのPC、BTOパソコン、PCパーツなどを買うときには、どんな製品が売れているのか参考にしたい方は多いはず。この記事では、ソフマップ・ドットコムの協力のもと、2024年7月16日~31日の期間で売れたビデオカード(GeForce、Radeon)のランキングを紹介する。なお、掲載製品は時期によっては完売となっている可能性もあるため、その点はご了承いただきたい。

「GeForce RTX 4080 SUPER」「GeForce RTX 4070」搭載のハイエンド製品に注目

MSI「GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 16G OC」

 GeForce搭載ビデオカードのランキング1位となったのは、MSI「GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 16G OC」。ミドルクラスGPU「GeForce RTX 4060 Ti」、容量16GBのビデオメモリー搭載しているため、ゲームだけでなく生成AIを試してみたい方にも役立つはずだ。カードサイズが長さ199mmと短いため、コンパクトな自作PCを構築しやすい。

 2位も同じくMSIの製品で、ミドルクラスGPU「GeForce RTX 4060」搭載の「GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC」となった。ビデオメモリーが8GBのため、フルHD解像度で高いFPSでゲームが遊びたい方に向いている。こちらも長さ199mmと短めのカードサイズのため、コンパクトな自作PCを狙っている方は検討するといい。

 3位の玄人志向「GG-RTX4080SP-E16GB/OC/TP」は、GPUに「GeForce RTX 4080 SUPER」、容量16GBのビデオメモリーを採用しているハイエンド製品。GeForce RTX 4080 SUPER搭載製品としては比較的安価なので、注目している方はいるはずだ。性能は申し分なく、WQHD(2560×1440ドット)や4K解像度において、最高画質設定および高いFPSでゲームプレイを満喫できる。画像生成AIでより短時間で画像を生成したい、高解像度の動画を編集したいといったクリエイターにも最適だ。

 4位はMSI「GeForce RTX 3050 VENTUS 2X XS 8G OC」。エントリークラスの「GeForce RTX 3050」を搭載しており、軽めのゲームで遊ぶ機会が多い方に向いている。サブマシンを自作したい場合にも便利な製品だ。

 5位は玄人志向「GK-RTX4070-E12GB/WHITE/TP」。ハイエンドGPUの「GeForce RTX 4070」に加えて、容量12GBのビデオメモリーを採用しており、ゲームプレイや生成AI活用のどちらでも高い性能を期待できる。本体色がホワイトなので、純白のPCを自作したい方にも最適といえる。カードサイズが長さ324mmのため大き目のPCケースが必要になるものの、非常に目立つPCを構築できるはずだ。

GeForce搭載ボード ランキング 1~3位
(2024年7月16日~31日、ソフマップ・ドットコム調べ)
1位 2位 3位
製品名 MSI「GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 16G OC MSI「GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC 玄人志向「GG-RTX4080SP-E16GB/OC/TP
GPU GeForce RTX 4060 Ti GeForce RTX 4060 GeForce RTX 4080 SUPER
ビデオメモリー 16GB GDDR6 8GB GDDR6 16GB GDDR6X
SM(ストリーミング マルチプロセッサー)数 34基 24基 80基
CUDAコア数 4352基 3072基 10240基
RTコア(レイトレーシング)数 34基 24基 80基
Tensorコア数 136基 120基 320基
ROP数 48基 120基
テクスチャーユニット数 136基 120基 320基
ブーストクロック 2610MHz 2490MHz 2610MHz
メモリーデータレート 18Gbps 17Gbps 23Gbps
メモリーバス幅 128bit 256bit
PCI-Express Gen4×8(形状は×16) Gen4×16
映像出力 DisplayPort 1.4a×3、HDMI 2.1a×1 DisplayPort 1.4a×3、HDMI 2.1a×1
消費電力 165W 最大115Wまたは120W 320W
必要電源容量 550W 550W
サイズ 199×120×42mm 199×120×41mm 336×138×66mm
補助電源コネクター 8ピン×1 16ピン×1(8ピン×3)
GeForce搭載ボード ランキング 4~5位
(2024年7月16日~31日、ソフマップ・ドットコム調べ)
4位 5位
製品名 MSI「GeForce RTX 3050 VENTUS 2X XS 8G OC 玄人志向「GK-RTX4070-E12GB/WHITE/TP
GPU GeForce RTX 3050 GeForce RTX 4070
ビデオメモリー 8GB GDDR6 12GB GDDR6X
SM(ストリーミング マルチプロセッサー)数 20基 46基
CUDAコア数 2560基 5888基
RTコア(レイトレーシング)数 20基 46基
Tensorコア数 80基 184基
ROP数 32基 64基
テクスチャーユニット数 80基 184基
ブーストクロック 1807MHz 2535MHz
メモリーデータレート 14Gbps 21Gbps
メモリーバス幅 128bit 192bit
PCI-Express Gen4×8(形状は×16) Gen4×16
映像出力 DisplayPort 1.4a×1、HDMI 2.1×1、デュアルリンクDVI-D×1 DisplayPort 1.4a×3、HDMI 2.1a×1
消費電力 115W 200W
必要電源容量 500W
サイズ 205×112×45mm 324×131×48mm
補助電源コネクター 6ピン×1 8ピン×1

Radeon搭載ボードはエントリーからハイエンドまでさまざまな製品が混在

ASRock「Radeon RX 7800 XT Steel Legend 16G OC」

 Radeon搭載ビデオカードのランキング1位は、ASRock「Radeon RX 7800 XT Steel Legend 16G OC」。ミドルレンジGPUの「Radeon RX 7800 XT」、容量16GBのビデオメモリーを採用する製品だ。記事執筆時点では完売となっているため、同じくASRockの「Radeon RX 7800 XT Challenger 16GB OC」も確認するといい。ホワイトカラーにこだわるなら、PowerColor「RX7800XT 16G-L/OC/SAKURA LIMITED」もチェックだ。

 2位はSAPPHIRE「PULSE Radeon RX 6400 GAMING 4G GDDR6」。エントリー向けGPUの「Radeon RX 6400」、容量4GBのビデオメモリーを搭載しており、サブマシンやコストを抑えた自作PCに向いている。息抜きのため動画サイトでビデオを見たり、ブラウザーゲームで遊んだりといった使い方にはピッタリだろう。

 3位のMSI「Radeon RX 6650 XT MECH 2X 8G OC S1」。エントリー向けGPUの「Radeon RX 6650 XT」、容量8GBのビデオメモリーを搭載している。最新ゲームで遊ぶ場合は画質調整が必要になるものの、フルHD解像度でゲームを遊ぶ方に最適な製品といえるだろう。

 4位はASRock「Radeon RX 7900 GRE Challenger 16GB OC」。ハイエンドGPUの「RADEON RX 7900 GRE」は、WQHD解像度および高FPSでゲームを遊べるという位置付けの製品だ。ビデオメモリーも容量16GBのため、画像生成AIも利用しやすい。AMDのハイエンドGPU搭載製品のなかでは安価といえるため、ミドルクラスGPUからステップアップしたい方はチェックするといい。

 5位は、エントリー向けGPUの「Radeon RX 6600」を採用している玄人志向「RD-RX6600-E8GB/DF」。容量8GBのビデオメモリーを搭載しており、フルHD解像度でゲームを遊ぶ方に向いている。記事執筆時点では完売となっているため、似た仕様のASRock「Radeon RX 6600 Challenger White 8G」も検討してみよう。

Radeon搭載ボード ランキング 1~3位
(2024年7月16日~31日、ソフマップ・ドットコム調べ)
1位 2位 3位
製品名 ASRock「Radeon RX 7800 XT Steel Legend 16G OC SAPPHIRE「PULSE Radeon RX 6400 GAMING 4G GDDR6 MSI「Radeon RX 6650 XT MECH 2X 8G OC S1
GPU Radeon RX 7800 TX Radeon RX 6400 Radeon RX 6650 XT
ビデオメモリー 16GB GDDR6 4GB GDDR6 8GB GDDR6
CU(演算ユニット) 60基 12基 32基
ストリームプロセッサー 3840基 768基 2048基
レイ アクセラレーター 60基 12基 32基
AIアクセラレーター 120基
ROP数 96基 32基 64基
テクスチャーユニット数 240基 48基 128基
ゲームクロック 2213MHz 2039MHz 2447MHz
ブーストクロック 2520MHz 2321MHz 2669MHz
メモリーデータレート 19.5Gbps 16Gbps 17.5Gbps
メモリーバス幅 256bit 64bit 128bit
Infinity Cache 64MB 16MB 32MB
PCI-Express Gen4×16 Gen4×4(形状は×16) Gen4×8(形状は×16)
映像出力 DisplayPort 2.1×3、HDMI 2.1×1 DisplayPort 1.4×1、HDMI 2.1×1 DisplayPort 1.4a×3、HDMI 2.1×1
消費電力 55W 175W
必要電源容量 800W 350W 500W
サイズ 304×131×56mm 170×56.2×17.2mm 235×125×47mm
補助電源コネクター 8ピン×2 8ピン×1
Radeon搭載ボード ランキング 4~5位
(2024年7月16日~31日、ソフマップ・ドットコム調べ)
4位 5位
製品名 ASRock「Radeon RX 7900 GRE Challenger 16GB OC 玄人志向「RD-RX6600-E8GB/DF
GPU Radeon RX 7900 GRE Radeon RX 6600
ビデオメモリー 16GB GDDR6 8GB GDDR6
CU(演算ユニット) 80基 28基
ストリームプロセッサー 5120基 1792基
レイ アクセラレーター 80基 28基
AIアクセラレーター 160基
ROP数 160基 64基
テクスチャーユニット数 320基 112基
ゲームクロック 1927%MHz 2044MHz
ブーストクロック 2293MHz 2491MHz
メモリーデータレート 18Gbps 14Gbps
メモリーバス幅 256bit 128bit
Infinity Cache 64MB 32MB
PCI-Express Gen4×16 Gen4
映像出力 DisplayPort 2.1×3、HDMI 2.1×1 DisplayPort 1.4a×3、HDMI 2.1×1
消費電力 132W
必要電源容量 750W 450W
サイズ 269×130×51mm 200×111×39mm
補助電源コネクター 8ピン×2 8ピン×1

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