横浜18区の人とまちがつながる TSUBAKI食堂 18区丼ものがたり 第55回

学校に行かない(行けない)子供たちの学べる居場所に『かけはし わくわく丼』

文●椿 直樹

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 皆さん、こんにちは! 横浜市役所内商業施設「ラクシス フロント」にある、横浜野菜や地産地消の魅力が体験できるお店「TSUBAKI食堂」オーナーシェフの椿 直樹です。

 今回もご覧いただきありがとうございます!

 前回の記事はこちら。

【連載】いずみ野小学校のみんなと考えた『いずみ野やさいのスープカレー』
https://lovewalker.jp/elem/000/004/214/4214082/

※過去の連載記事はこちら:

横浜18区の人とまちがつながるTUBAKI食堂 18区ものがたり
https://lovewalker.jp/special/3000811/

 

 あっという間に、泉区丼の後半になってしまいました。16日からの後半は「かけはし」さんと連携させていただきます。

 「かけはし」とは…?
(参考URL:https://kakehashi.link/outline/

 今回のご縁をいただき、早速伺ってきました。相鉄線「いずみ野駅」から徒歩7~8分のとても便利な場所でした。事前に私がお昼ご飯時に伺うことをお伝えしていたため、私の分まで1人の女の子が用意してくれていました。

 毎回テーマがあるらしく、そのテーマに沿って、こどもたちは自由におかずを作るそうです。その日は「卵」で、私にはその女の子が「たまご焼き」を作ってくれたのです!

 いやぁ、美味しかったなぁ!

 皆もそれぞれ目玉焼きや玉子サンドを作って、楽しそうに食事をしていました。

 このような取り組み事業をされている廣瀬貴樹さんとじっくりお話させていただきました。こちらはご夫婦で教員を辞めて経営しているとのこと。想像もできない苦労があると思いますが、いつも明るくて笑顔の廣瀬さんは本当にすてきな方です。

 16日からの泉区丼後半のメニュー名は、「かけはし わくわく丼」です!

 今回の「泉区丼」のために子供たちにメニューを考えてもらいました。泉区では養豚が昔から行われていたことから豚肉をメインに、そして、横山勝太さんの畑の一部を借りて、子供たちと一緒にお野菜を育てているそうで、そのお野菜(トマト、なす、モロヘイヤ)を使わせていただきました。その名称は「わくわく農園」なんです。

 さらにさらに、子供たちに以下のことを協力してもらいました!!

 子供たちが考え、試作した「かけはしオリジナル丼レシピ集」をレジにて販売しています。これは作成も「かけはし」さんたちが行ってくれました。

 皆さまのご購入で「かけはし」の応援、支援になります!

 また、子供たちの手づくりランチョンマットもプレゼント!!

 お店を通して、不登校の子どもたちの理解、そして応援につながる、まさに「かけはし」になれたらと思います!是非召し上がりにいらしてください!

 来月9月は「金沢区丼」です。

【お知らせ】

 来月の「金沢区丼」より1ヶ月に1つのメニューに変更となります。これまで「タイミングが合わず、月に2回来れない」というお客様からのご意見を反映させた形とさせていただきます。

 「金沢区丼」をお楽しみに!最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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文/椿 直樹    

プロフィール   

1967年生まれ。横浜野菜の魅力を広く伝えるため2003年「横浜野菜推進委員会」を設立。その取り組みが評価され2009年、神奈川県で初めて農林水産省「地産地消の仕事人」に認定される。好きな野菜は白菜、苦手な野菜はたくさん(笑)