戦国LOVE Walker総編集長・玉置泰紀の戦国メタ散歩 第10回

3回目となる“お城イベント”「大阪・お城フェス2024」(8月10日〜12日)に戦国LOVEWalkerと攻城団が参戦。合同公開会議で「御城印」などをテーマに地域活性を議論するぞ

文●玉置泰紀(一般社団法人メタ観光推進機構理事)

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 3回目となる“お城イベント”「大阪・お城フェス2024」が2024年8月10日〜12日、JR大阪駅、梅田駅近くのグランフロント大阪にて開催される。大阪をはじめ、全国各地のお城に関わる観光PRブースが大挙集まり、また、九度山・真田ミュージアム名誉館長の北川央氏や城郭考古学者の千田嘉博氏らによるセミナーやフォーラムも開かれる。そのお城フェスに、戦国LOVEWalkerは、「お城/歴史観光を楽しむ方々」と「現地に来てもらいたいと考える方々」をつなぐインターネット上のメディアサイト「攻城団」 のこうの団長をゲストに、フォーラムで参戦します(8月12日13時~14時。フォーラム参加は無料)。テーマは「攻城団×戦国LOVEWalker合同公開会議 御城印で地域連携、地域活性化を実現できるのか!?」。ぜひ、気楽に覗いてみて欲しい。

 「攻城団×戦国LOVEWalker合同公開会議」では、ムック『戦国LOVEWalker』第3弾を公開シンポジウムで話しあう公開編集会議を実現。会場の人たちにも参加してもらい、第3弾ムックの内容を議論して刊行決定にこぎつけようという狙いだ。 今回のキーワードの一つは「御城印」。2023年末の第2弾ムックでは一冊丸ごと、お城がテーマだったが、さらに絞り込んだ「御城印」で果たして売れるのか? 攻城団の河野団長を招いて、筆者と司会の角川アスキー総合研究所の中西祥智の3人で、地域活性をテーマに、いかに地域に人を呼び込み、お城で盛り上げていけるかを議論する。

攻城団(https://kojodan.jp/)の、こうの団長

筆者

司会の中西祥智

フォーラム・セミナーステージのスケジュール

 今回の<フォーラム・セミナーステージ(有料・1,000円)>は、以下の通り。

*セミナー・フォーラムのチケットは、ローソンチケット、セブンチケット、チケットぴあ、イープラス、楽天チケット、CNプレイガイドで発売

イメージ写真

■8月11日(日)

◆11:00~12:30 ❖セミナー1「近世尼崎城・尼崎藩の役割-「尼崎城ハ東西咽喉ノ地ニシテ大坂城ノ先鋒タリ」-」

河野未央氏(武庫川女子大学 文学部 歴史文化学科 准教授)


◆14:30~16:00 ❖フォーラム1「大坂城を取り巻く城」

中西裕樹氏(京都先端科学大学 全学共通共通教育機構 特任准教授)

河野未央氏(武庫川女子大学 文学部 歴史文化学科 准教授)

檀上遼氏(岸和田市教育委員会 生涯学習部 郷土文化課 郷土史担当)

【進行】北川央氏(九度山・真田ミュージアム名誉館長)


■8月12日(月・祝)

◆11:00~12:30 ❖セミナー2「姫路城を読み直す」

千田嘉博氏(名古屋市立大学 高等教育院 教授/奈良大学 特別教授)


◆13:00~14:00 ❖フォーラム「攻城団×戦国LOVEWalker合同公開会議 御城印で地域連携、地域活性化を実現できるのか!?」

こうの団長(攻城団)、玉置泰紀(戦国LOVEWalker総編集長)、中西祥智(角川アスキー総合研究所)


◆14:30~16:00 ❖フォーラム2「信長・秀吉・家康の城」

千田嘉博氏(名古屋市立大学 高等教育院 教授/奈良大学 特別教授)

松下浩氏 (滋賀県 文化スポーツ部 文化財保護課 専門幹)

中西裕樹氏(京都先端科学大学 全学共通教育機構 特任准教授)

【進行】北川央氏(九度山・真田ミュージアム名誉館長)

■大阪・お城フェスの見どころ

●ウッディジョー 日本の城を精巧に模型化!26城一挙公開

 入手した資料を基に再現した26の天守。1/150スケールで統一した天守の模型は、その規模や形状を目で見て比較することができる。今回、「大阪・お城フェス」会場では全26城を特別展示。製品の本来の形である、木製組立キットも展示・販売(限定数)する。

1/150 大阪城の模型 株式会社ウッディージョー

●兵庫県三木市より「金物鷲」の展示が決定!

 日本で最初の金物のまちと言われる兵庫県三木市。そのきっかけとなったのが、1578年の羽柴秀吉との約2年にも及ぶ激しい合戦だった。その後、中国攻めの拠点として三木の再建を考えた秀吉は町の復興に力を注いだ。その結果、各地から大工職人が集まり、道具を作る鍛冶職人達も増え現在の発展の足がかりとなったのだ。そして、1952年に三木金物のシンボルでもある初代金物鷲が製作された。

●メタバース空間で大阪城をリアルに再現!!

 アンリアルエンジン3DCGを用いることで、デジタル空間上に大阪城の天守閣周辺を忠実に再現した。通常では見られない角度から大阪城を見ることができる。また、ワールド内の時間帯変更が可能で、大阪城の様々な顔を楽しむ事が出来る。同社は、『大阪を世界一おもろい都市(まち)に』というコンセプトに基づき、社会課題の解決に向けて、メタバース関連技術を活用したオリジナルメタバースの開発やイベント制作を行っている。

■開催概要

名称:

⼤阪・お城フェス2024

会期:

2024年8⽉10⽇(土)〜12⽇(月・祝) 10時~17時

会場:

グランフロント⼤阪 北館B2階 ナレッジキャピタル コングレコンベンションセンター(⼤阪市北区⼤深町3-1 グランフロント⼤阪 北館 B2F)

⼊場料:

当⽇券 大人=1,600円、中⾼⽣=1,000円(前売券 大人=1,400円、中⾼⽣=800円)

※⼩学⽣以下無料(要成⼈保護者同伴)/前売券は以下プレイガイドにて発売。券売場所/ローソンチケット、セブンチケット、チケットぴあ、イープラス、楽天チケット、 CNプレイガイド、アソビュー

公式サイト:
https://www.tv-osaka.co.jp/event/shirofes/

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