記事タイトルと本文を変更しました。不正確な表現で読者の誤解を招いたことをお詫びします。(2024年8月7日12時00分)
米国のカスタムPCメーカーPuget Systemsが8月2日(現地時間)、インテル第13世代Coreおよび第14世代Coreプロセッサーにおける不安定性の問題のレポートを公開した。
Puget Systemsによれば、業界の他社ほど深刻な影響は見られていない。同社は、マザーボードのデフォルト設定に頼らず、CPUメーカーのガイドラインに沿った電力設定をすることに重点を置いてきたことが影響を軽減できた理由だと考えているという。
それでもPuget Systemsの社内データによれば、第14世代Coreシリーズで最近故障件数の急増が見られる。ただし、過去の第11世代Coreシリーズと比較すれば、故障率ではまだ危機的なレベルには達しておらず、AMD Ryzen 5000/7000シリーズと比べても低いとしている。一方で、第14世代Coreシリーズの故障率は時間の経過とともに大きな問題になる可能性があり、引き続き注意深く監視するともしている。
Puget Systemsは今後インテルのマイクロコードアップデートを検証し、影響を受けた顧客に連絡してアップデートを提供予定。また、問題の影響を受けたCPUの保証期間を独自に延長などの対応をするという。