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二足歩行ロボット Robovie-Z Light 先行受注を開始

ヴイストン
2024年07月31日

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ヴイストン
Raspberry Pi基板を省いたバリエーションモデルを新規開発


Robovie-Z Light

ヴイストン株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役:大和信夫)は、好評販売中の二足歩行ロボットRobovie-Zのバリエーションモデル「Robovie-Z Light(ロボビー・ゼット ライト)」の先行受注を開始しました。
■主な特徴
Robovie-Zは、小型・高性能のサーボモーターや、専用のロボット制御基板、Raspberry Pi基板を搭載した二足歩行ロボットで、研究・開発用途のほか、教育・ホビー用途などにおいて、手軽でありながら高度なロボット制御が実現できる製品として好評をいただいています。
このたび先行受注を開始した「Robovie-Z Light」は、既存のRobovie-ZからRaspberry Pi基板を省いたバリエーションモデルです。Robovie-Zの軽快な運動性能はそのままに、高度な演算能力が不要な無線操縦専用機体としての活用が可能で、Robovie-Zシリーズのさらなる可能性を広げるものです。
(1) 多数のサーボモーターを搭載し、さまざまなポージングが可能
Robovie-Z Lightにおいては、上位モデルである「Robovie-Z」と同じ合計20軸のサーボモーターを搭載しており、小型の二足歩行ロボットでありながら表現力豊かなポージングが可能です。
また、主に上半身のサーボモーターにはクラッチ入りのモデル(VS-S055C)を採用しており、ロボット稼働時やモーション作成時に発生する、意図しない外力が加わることによるサーボモーターの破損リスクを低減しています(サーボモーターに内蔵されたクラッチ機構は、すべての衝撃を緩和できるものではありません。クラッチが繰り返し動作することにより内部の部品が摩耗しますので、製品使用時にはクラッチが動作しない範囲での運用を心がけてください)。

多数のサーボモーターを搭載し、さまざまなポージングが可能


多数のサーボモーターを搭載し、さまざまなポージングが可能

(2) ロボット用制御基板「VS-RC026」を搭載
Robovie-Z Lightには、サーボモーターを制御する基板としてVS-RC026が搭載されています。VS-RC026には3軸ジャイロセンサーや3軸加速度センサーも搭載されており、二足歩行ロボットとしての基本的な動作と制御を完結できるように設計されています。
VS-RC026はシリアルサーボモーターに合わせて専用設計されており、サーボモーターの現在角度を取得する・サーボモーターの動作特性を変更するなど、双方向通信を利用した高度な制御が可能です。また、専用のモーション作成ソフトウェアとして「Motion Works(R) for VS-RC026」を付属しており、GUIを利用した効率的なロボットモーションの作成や、各種センサーを用いたプログラム作成を手軽に行うことができます。

ロボット用制御基板 VS-RC026

(3) 無線コントローラーを標準搭載
Robovie-Z Lightには、専用無線コントローラーとして「VS-C3」が標準搭載されています。制御基板にあらかじめ登録したモーションを、無線コントローラーのボタンから呼び出す形で操縦が可能で、Robovie-Z Lightの多彩な表現力を手軽に扱うことができます。
モーションプログラムの中には、VS-RC026に搭載されたジャイロセンサーや加速度センサーの値を活用した演算を組み込むことも可能で、VS-C3のボタンから、各種のセンサー値に応じたインタラクティブなモーションを発動する、といった使い方も容易に実現できます。
■本体仕様

■ロボット制御基板 VS-RC026 仕様


(※)本製品は屋内専用です。屋外での使用は想定しておりません。また、製品の仕様は予告なく変更となる場合があります
■構成図

構成図

■(参考情報)上位モデル「Robovie-Z」の公式YouTube動画(再生リスト)