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トランプ氏銃撃容疑者のスマホはFBIにあっさりロック解除された

2024年07月23日 18時00分更新

文● @sumire_kon

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 米国のトランプ前大統領が演説中に銃撃を受け負傷した事件で、米国連邦捜査局(FBI)は7月15日(現地時間)、死亡した容疑者が持っていたスマートフォンのロック解除に成功したと発表した。

事件の2日後にはロックを解除

 本件について報じた海外メディア「The Verge」の記事によると、容疑者のスマートフォンは事件直後にまずペンシルバニア州の捜査機関が押収し、ロック解除を試みたものの失敗。続いてバージニア州にあるFBIの研究所へ送られ、そちらで再度解除を試みた結果、内部情報へのアクセスに成功したという。

 事件発生からロック解除までに要した期間は2日。今回のように捜査機関が押収したスマートフォンのロックを解除する場合、持ち主の協力がなければ、数週間から数ヵ月程度かかることも珍しくない。FBIはロック解除に使った手法を明かしていないが、かなりの早さで解除に成功したことは確かだ。

 FBIではスマートフォンに保存されていた情報の分析を続けるとともに、被害者への支援も実施するとしている。

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