2024年7月19日14時頃(日本時間)から、「Windowsマシンが突然ブルースクリーン(BSoD)になってしまった」との報告が世界的に相次いでいる。また、関連は不明だが、同日午前には「Microsoft 365」でも一部のサービスが利用しづらくなる障害が発生している。
この問題に関連して、アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空の全便が運航停止となっているという。ABC Newsなど海外メディアが報じている。
報道によれば、連邦航空局(FAA)は航空管制官に対し、各航空会社が現在通信障害を起こしていることを飛行中のパイロットに伝えるよう指示している。現在飛行中の便は飛行を続けるが、アメリカン航空、ユナイテッド航空、デルタ航空の新たな便は離陸しない。
国内でも影響が出ている。NHKによれば、LCCジェットスター・ジャパンの国内線の搭乗手続きのシステムでトラブルが発生し、一部の便に欠航や遅れが出ているという。
ブルースクリーン問題に関しては、セキュリティーソフトウェア「Falcon Sensor」を提供するCrowdStrike社がサポートページなどを通じてアラートを出していることがわかっている。csagent.sysというファイルに起因してブルースクリーンエラーが起きることがあるという。
※一部の表現を変更しました。(7月19日17時46分)