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MCI(軽度認知障害)早期発見タブレット 7月16日より販売開始

株式会社LIMNO
2024年07月16日

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株式会社LIMNO



株式会社LIMNO(本社:鳥取県鳥取市、社長執行役員:木村裕一、以下、LIMNO)は、2024年7月16日より「MCI(軽度認知障害)早期発見タブレット(もの忘れ相談プログラム/TDASプログラム)」を販売開始いたします。
▼MCI(軽度認知障害)早期発見タブレットの詳細はこちら
https://www.limno.co.jp/products/lmn-msp-lp/


■背景
当社経営理念である「ひとりひとりにどこまでも寄り添い ときめく未来をデザインします」を体現する一環として、鳥取市のご支援のもと、鳥取市を中心に活動されている認知症ご本人ミーティングの皆さまと一緒に、“ときめく未来をデザインする”ための議論を「V.co-Lab※」で重ねています。熱い交流の中で語り合っている主題は、「認知症であっても、誰もが自分の意思で自分らしい生活をおくることができる世界を創ろう」です。その成果を、一人一人のニーズやお好みに寄り添った製品・サービスとして、新製品に結実させるべく開発を急いでおります。一方、それらの取り組みが評価されて、経済産業省が推進する「認知症当事者参画型開発 実践企業」に選定されました。そこから更にご縁が繋がって、一般社団法人 日本認知症予防学会 代表理事である浦上克哉教授から、ご自身が考案されたプログラムの当社タブレットへの搭載のご要望をいただき、教授監修のもと、この度発売の「MCI(軽度認知障害)早期発見タブレット」の製品化に至ったものです。

※「V.co-Lab」とは、新たな産業や地域コミュニティ・人材を共創する拠点として当社構内に2022年6月に開設した施設です。地域、学校、行政、団体、企業との共生・共育・共創活動に取り組み、現在までに延べ約5,400名の皆さまに利用いただいています。
https://www.limno.co.jp/vcolab/

▼これまでの取り組みについてはこちら
・経済産業省 令和5年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業 第1回 ヘルプタブレット(仮称)商品化に向けた意見交換会 | 株式会社LIMNO
https://www.limno.co.jp/news/3319/
・第2回ヘルプタブレット(仮称)商品化に向けた意見交換会を実施しました | 株式会社LIMNO
https://www.limno.co.jp/news/3501/
・経済産業省「令和 5 年度ヘルスケア産業基盤高度化推進事業 認知症当事者参画型開発」のお知らせ | 株式会社LIMNO
https://www.limno.co.jp/news/3542/




■商品概要
本製品は、スクリーニング検査と総合的認知機能検査を搭載した端末であり、ご利用者の状況に応じた検査をすることが可能です。MCI(軽度認知障害)の早期発見が可能となり、早期治療による進行抑制や、予防につながって、利用者の方の生活の質の向上に貢献します。
▼商品の詳細はこちら
https://www.limno.co.jp/products/lmn-msp-lp/






● もの忘れ相談プログラム
認知機能検査である「もの忘れ簡易スクリーニング検査※」にもとづいて利用者に問題を出題し、結果スコアを集計したものを提示するプログラムです。利用者には、コンピュータの音声・画面に従ってタッチパネルで質問に答えていただきます。この回答内容について「もの忘れ簡易スクリーニング検査※」と同様に点数化していき、結果を提示します。

※「もの忘れ簡易スクリーニング検査」とは、簡便かつ時間をかけずに認知症をスクリーニングすることができます。記憶や認知機能を評価するもので、点数が良くなかった検査項目によって、脳の障害部位をある程度推定することができる点も特徴の1つです。病院や介護施設など医師、看護師、介護士など専門家立ち合いで実施されます。





TDAS プログラム
利用者がタッチパネルで9つのカテゴリに回答した結果(点数)を過去結果とともに表示するプログラムです。利用者が認知機能に関する問題に回答し、ご自身の過去結果と比較、点数の変化などを確認することができます。





●さまざまなシーンでセルフチェック

【病院】
専門の検査者がアサインできない環境でもセルフチェック可能で、認知機能検査の時間を削減し、病院で行われる認知機能検査とほぼ同等の評価が可能です。また、タブレットを活用した非対面検査のため、ゲーム感覚で、ストレスなくチェックできるのが特徴です。

【運転免許センター】
安全に運転するために必要な認知機能の検査として活用され、試験を受けた人自身も危険を未然に防ぐことができます。

【企業】
社員の健康状態を知るツールとして導入する事で健康管理の指標とすることができます。そして健康診断の結果と生活習慣予防対策を合わせることで、本人に必要なケアを提案でき、企業内で働く人財の生活の質を向上させることができます。

【地域包括支援センター】
介護度の評価に利用することはもちろん、認知機能の低下を把握することで、住民一人一人に合ったケアプランを提案・提供できるのはもちろんのこと、地域包括的ケアシステムの内容や推進方法の判断材料として活用できます。

その他、健康フェア、自治体、医療機関や薬局の待合室、自動車教習所、介護施設などさまざまなシーンでご利用いただけます。


■鳥取大学 医学部 保健学科 認知症予防学講座(寄附講座) 浦上 克哉教授の コメント


認知症は早期の気づきが最も難しい病気です。その気づきを促すための簡単なスクリーニングツールが「もの忘れ相談プログラム」です。これは、タッチパネル式コンピューターを用いて行うもので、3分程度の所要時間で負担が少ないにも関わらず、極めて高い精度で検査ができます。そして、この検査で認知機能の低下が疑われたら「TDASプログラム」の検査をお勧めします。TDASプログラムは約20分くらい要しますが、認知症のみならず軽度認知障害(MCI)の早期発見に役立ちます。MCIは放置しておけば認知症になるハイリスクグループですが、適切な予防介入により正常に復帰できる可逆的な状態でもあります。MCIは疾患修飾薬の治療対象でもあります。最近の調査からMCIが増加してきており、MCIの早期発見の重要性が指摘されております。今後、認知症のみならずMCIの早期発見に「もの忘れ相談プログラム」、「TDASプログラム」を役立てて頂きたいと希望します。

認知症への対策が最も望まれている時期に「もの忘れ相談プログラム」、「TDASプログラム」のリニューアルにご貢献頂いたことに感謝申し上げます。持続可能な地域社会を維持するためには、健康寿命の延伸が必要です。どんな病気も罹患することは望ましくありませんが、認知症は高齢者が最もなりたくないと思っており健康寿命を損なう病気です。「もの忘れ相談プログラム」、「TDASプログラム」を世に広めて、認知症予防に貢献して頂きたいと期待しております。





■皆さまの生涯に寄り添うソリューション
当社は今後も、幼児からシニアまで、そして個々の多様性にもお応えしながら、人生100年時代とも言われる、お客様の生涯に寄り添うソリューションを提供して参ります。





【会社概要】
株式会社LIMNO
〒680-8634 鳥取県鳥取市立川町7丁目101番地
社長執行役員 木村 裕一
URL: https://www.limno.co.jp/
鳥取三洋電機のDNAを継承し、2023年1月に三洋テクノソリューションズ鳥取より社名変更。
開発・製造の一貫体制で、多分野で国内トップシェアを誇るタブレットの実績をベースに、新たなビジネスモデル「Personalized HaaS プラットフォーム」によって、サービス価値を最大化・最適化するカスタマイズ製品を高品質でご提供。
MM総研による「2023年度タブレット出荷台数データ」において、国内シェア第4位を獲得(日本メーカーでは第1位)。
https://www.m2ri.jp/release/detail.html?id=627

【本件に関する報道機関からのお問合せ先】
株式会社LIMNO 経営企画部
メールアドレス: otoiawase1@limno.co.jp
【本件に関するお客様からのお問い合わせ先】
株式会社 LIMNO 営業部
メールアドレス: limno-sales@limno.co.jp

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