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Nothingのサブブランドから199ドルの新スマホ「CMF Phone 1」 安いだけでない遊び心あふれる1台

2024年07月09日 08時00分更新

文● ASCII

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 Nothingのサブブランド「CMF」は、同ブランド初のスマートフォン「CMF Phone 1」を発表した。

 CMFブランドはすでにイヤホンやスマートフォンをリリースしており、国内でも公式サイトやAmazon.co.jpで販売している。それに続いて期待されていたスマートフォンがついに発表されたわけだ。

CMF Phone 1

Nothingのサブブランドから新スマホが登場。価格帯的にも最も安価なレンジを担う

199ドルで充実スペック&交換可能な背面カバーが楽しそう
ただし、日本発売はどうなる!?

 8+128GBモデルの米国での価格は199ドル(約3万2000円、税抜)と、エントリー機らしい価格でありながら、性能は充実。ディスプレーは120Hzリフレッシュレート対応の6.67型OLED、SoCはMediaTek Dimensity 7300、カメラは5000万画素(+測位用センサー)、5000mAhバッテリー、ディスプレー内蔵の指紋センサーなどとなっている。ネットワークは5G対応だが、4Gについては現在公表されているモデルでは国内キャリア(ドコモ/au)のプラチナバンドには非対応。また、NFCも非対応となっている。

CMF Phone 1

主なスペック一覧。120Hz対応のOLEDを搭載するなど、価格以上の充実

CMF Phone 1

Antutuのスコアでも、最近のミドルクラスで採用例が多いSnapdragon 6 Gen 1やDimensity 7050を上回るとアピール

 新しいポイントとしては、背面がカバー型になっていて、専用ツールでステンレス製のネジを外すことで容易に変更できること。これなら少々傷ついても大丈夫なので、ケース無しで使えて、しかもその日の気分に合わせて替えられるのは楽しそう。また、本体の右下隅に丸い部分があり、ここにはスタンドやストラップを引っかけるフック、カードケースなどをハメることができるようになっている。

CMF Phone 1

ネジ一本でカバーを替えられる

CMF Phone 1

背面隅の丸い部分にはこのようにスタンドを取り付けることが可能

CMF Phone 1

ストラップのフックも

 ただ単純に性能抑えめで安価なスマホなのではなく、デザインや使い方にも遊び心であふれる製品という印象で、日本での発売も期待したくなるが、現状の仕様ではやや厳しいのも確か。それとも日本向けモデルが別途用意されるのか!? これまでのNothing Phoneシリーズ以上に期待したくなる1台だ。

「CMF Phone 1」の主なスペック
ディスプレー 6.67型有機EL LTPO 120Hz対応
画面解像度 1080×2400
サイズ 約77×164×8mm
(ヴィーガンレザーは9mm)
重量 197g(ヴィーガンレザーは202g)
CPU MediaTek Dimensity 7300
内蔵メモリー 8GB
内蔵ストレージ 128/256GB
外部ストレージ microSDXC(最大2TB)
OS Android 14(Nothing OS 2.6)
対応バンド 5G NR:n1/3/5/7/8/20/28
/38/40/41/66/77/78
4G LTE:1/3/4/5/7/8
/20/28/38/41/66
W-CDMA:1/4/5/8
4バンドGSM
無線LAN Wi-Fi 6
カメラ画素数 5000万画素+測位センサー
イン:1600万画素
バッテリー容量 5000mAh(33W対応)
Qi ×
NFC ×
防水/防塵 ×/△(IP52)
生体認証 ○(画面内指紋)
SIM形状 nanoSIM×2
USB端子 Type-C
イヤホン端子 ×
カラバリ ブラック、ライトグリーン、ブルー、オレンジ
価格 199ドル(8/128、米国価格 税抜)
 

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