サードウェーブ、AI向けワークステーションやビジネスノートPCなど9製品

2024年07月03日 18時45分更新

文● ASCII

　サードウェーブは7月3日、インテルXeon w3-2423、NVIDIA T400 4GBを搭載したワークステーション「raytrek Workstation」など、AI向け製品を含む全9製品を発売した。

　法人向けブランドraytrek（レイトレック）からは、ハイパフォーマンスが求められるAI／映像関連業務で、最大限の力を発揮するワークステーションとノートPCを6製品、THIRDWAVEからは、クリエイティブワークと新たなAI体験を実現するノート・デスクトップPCの3製品をラインアップする。

エントリーモデルのワークステーション

raytrek Workstation X2630

　raytrek Workstation X2630は、インテルXeon w3-2423とNVIDIA T400 4GB（MiniDisplayPort×3）×1基を搭載したエントリー向けワークステーション。

　高解像度の映像処理のほか、動画編集、AI、研究・開発、3DCAD制作など、高負荷な作業を快適にこなせるという。要望に合わせたGPU、メモリー、ストレージのカスタマイズにも対応。

　また、Fractal Design製の北欧デザインの象徴であるシンプルでエレガントなデザインは、フロント・トップ・サイドパネルに産業グレードの吸音素材が貼付され、静音性に優れた構造となっている。

・raytrek Workstation X2630
インテルXeon w3-2423／NVIDIA T400 4GB（MiniDisplayPort×3）
https://dosparaplus.com/lineup/hardware/details/14152.html

GPU最大4基を搭載可能なワークステーション

raytrek Workstation N8630

　raytrek Workstation N8630は、AI、研究・開発でのシミュレーション、流体解析から高度なレンダリング作業の快適化と高負荷な業務をサポート。また、AI特化に焦点を当て、NVIDIA RTX 6000 Ada最大 4基搭載などの対応も可能だ。

　冷却性能、静音性でに優れるNOCTUA製120mmファン×3を水冷式クーラーに装備し、冷却面がAMD Ryzen Threadripper CPUを完全に覆い、各コアに最も直接的な冷却効果を与えるとする。ポンプモーターには3相、6極設計を採用し、単相4極設計のものより、スムーズで静かな動作とエネルギー効率の向上を実現する。

・raytrek Workstation N8630
AMD Ryzen Threadripper Pro7965WX／NVIDIA T400 4GB（MiniDisplayPort×3）
https://dosparaplus.com/lineup/hardware/details/14362.html