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GPT-4oがグラスの空き具合を認識しておかわりを提案、「乾杯の発声」機能も

AIが「次、何か飲まれます?」 飲食店向け接客サービス「AI幹事」登場

2024年07月03日 14時00分更新

文● ASCII

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 Gateboxは、2024年7月3日、飲食店向けAI接客サービス「AI幹事」を開発したことを発表した。生成AIが、ビールなどのグラスの残量を認識して次の一杯を提案する、店舗の販売促進を支援するサービスだ。

 OpenAIの生成AIモデル「GPT-4o」の画像認識技術を活用して、テーブルに設置したデバイスのカメラで、グラスの空き具合や注文状況をリアルタイムに把握。AIが能動的に、おすすめのドリンクや料理を提案して、次の注文につなげてくれる。

 

 さらには、グラスを持って乾杯するタイミングを察知して、率先して乾杯の発声も担当。AIならではの少し堅苦しくも感情豊かな表現で、飲み会の場を和やかにするという。

 AI幹事のキャラクターは、飲食店の要望に応じてAIで自動生成され、店舗の雰囲気に合わせて自由にカスタマイズすることが可能だ。導入時には、紹介したい商品の説明文を用意するだけで、店舗に最適化されたAI幹事を利用できるデバイスが送付される。

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