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人気スマートウォッチ&バンド深掘りレビュー 第16回

iPhone 15と一緒に使える「HUAWEI WATCH FIT 3」使い勝手や電池持ちにも満足

2024年06月29日 12時00分更新

文● 村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

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文字盤の追加、スマホの通知、健康モニタリングなど、細かい設定は「HUAWEI Health」アプリで行える。個別で通知のオン・オフを設定できるアプリには制約がある

電池はフツーに使っていても1週間以上持つかも……

 スマホとの通知は、必要なものをオンにできる仕組み。筆者はiPhoneとペアリングしていて、個別で「メール」アプリをオン/オフにできないのが不便に感じました。しかし「メッセージ」や「LINE」「Facebook Messenger」は個別設定が可能なので、電話と「LINE」の通知だけを有効にする、といった使い方もできます。電話はBluetooth通話に対応しているので、かかってきた電話に応答でき、あらかじめ登録してある連絡先に電話をかけることも可能。FIT 3よりも安い、1万円台やそれ以下のスマートバンドはBluetooth通話に対応していない機種が多いので、電話利用が多い人は重視すべきポイントだと思います。

付属の充電クレードル付きUSBケーブルを用いて、スピーディーに充電できる

 最後になってしまいましたが、ファーウェイのスマートウォッチの大きなセールスポイントとなっているのが電池持ちです。FIT 3のバッテリー持続時間は「ヘビーユースで約7日間、通常使用で約10日間」となっています。筆者が初期設定のままで使ったところ、1日に減る電池量は10%程度で、GPSをオンにして運動し、睡眠もトラッキングしたら、もう少し減るという感じでした。

 

 個人的には満足していますが、電池持ちは設定や使い方によってかなりの差が出るはず。さらに使い込んでから、あらためてレビューしたいと思います。

 

筆者紹介――村元正剛
 iモードが開始された1999年から携帯電話市場を追い、新機種のレビュー記事などを多くの雑誌やウェブに寄稿。最近はスマートウォッチやワイヤレスイヤホン、スマートスピーカーなど、スマホとつながるデバイスにも興味を深めている。編集プロダクション・ゴーズの代表で、スマホ関連の書籍/ムックの編集も手がけている。

 

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