セゾンテクノロジー、DNX Ventures第4号ファンドへの出資を決定~AI・SaaS等スタートアップ協業による技術力強化と人材育成~
株式会社セゾンテクノロジー
株式会社セゾンテクノロジー(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員:葉山 誠、以下「セゾンテクノロジー」)は、2024年6月12日付で、北米・日本を中心にB2Bスタートアップへの投資を行っているベンチャーキャピタルであるDNX Venturesが運営する第4号米国ファンド(以下「ファンド」)へリミテッドパートナーとして、1,000万米ドルの出資を行う契約を締結しましたのでお知らせいたします。
セゾンテクノロジーは、「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」をミッションとして、自社製品サービスの提供を通じたデータ連携ビジネスの拡大に努めております。セゾンテクノロジーが提供する製品サービスの1つである「HULFT」は、お客様の導入実績が累計1万社を超え、国内データ連携ソフトウェアのデファクトスタンダードになっており、また、2023年より提供開始した日本発iPaaS「HULFT Square」は、国内・海外での利用が拡がり始めております。セゾンテクノロジーがこれら製品サービスの提供を通じて、ミッションを実現していくためには、自社内の活動に加えて、社外との協業を通じて先端テクノロジーとの接触機会を増やすことで、技術・ノウハウを製品サービスに取り込み、最終的にはお客様の利用価値に還元していく必要があると考えています。この実現に向けて、セゾンテクノロジーが取り込むべきテクノロジー領域をスリーホライズン※で定義しております。
セゾンテクノロジーは、今回行うファンドへの出資を通じて、北米・欧州におけるAI・SaaS等スタートアップとの協業を行い、先端テクノロジーを積極的に自社製品サービスへ取り込むとともに、データ連携分野の知見を提供して彼らの成功を支援します。また、スタートアップと触れ、協業を推進することによって得られる経験を、次世代人材の成長にもつなげてまいります。
■セゾンテクノロジーについて
「世界中のデータをつなぎ、誰もがデータを活用できる社会を作る」をミッションに、安全・安心の基盤となるデータ連携製品や IT サービス、金融や流通業をはじめとする多種多様な業種向けのシステム開発・運用をグローバルに展開しています。長年にわたり環境の変化に即応してきた強みを活かし、現在はクラウド型データ連携プラットフォーム(iPaaS)「HULFT Square」など先進事業の拡大に注力するほか、未来を切り拓くテクノロジーの実装に向けた取り組みを強化しています。2024年4月1日に「株式会社セゾン情報システムズ」から社名変更しました。https://www.saison-technology.com/
■DNX Venturesについて
DNXは、2011年よりシリコンバレーと東京に拠点を構え、北米・日本を中心にB2Bスタートアップへの投資を行っているベンチャーキャピタルです。これまでに4つのメインファンドに加えアネックス・シードと合計11つのファンド、累計約990億円を運用し、日米を中心に190社のスタートアップ企業へ投資を実行、23社をエグジットに導いてきました。B2Bスタートアップのうち、主な投資領域はAI、エンタープライズSaaS、ディープテック、クライメートテック、リテールテック、フィンテック等の領域へ、いずれもアーリーステージで投資しています。
また、DNX シリコンバレーは、日本企業のシリコンバレーを利用したオープンイノベーション活動を積極的に支援しています。年間70件を超えるプログラムを通じてオープンイノベーションを支える人材育成支援を進め、長年の活動を通じて200件を超える企業と海外スタートアップの協業を作ることを支援してきました。この経験、ネットワーク、知見を活かしてさらに日本企業と海外スタートアップの協業と新規事業創出を目指します。
■商標関連
・「HULFT」は、セゾンテクノロジーの登録商標または商標です。
・その他の会社名、製品名、サービス名等は、各社の登録商標または商標です。