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初めてのスマートホーム製品にピッタリ

1台で「見守り」と「家電のリモコン操作」ができちゃう謎の猫型スマートカメラを試した

2024年06月08日 12時00分更新

文● ジャイアン鈴木 編集●飯島恵里子/ASCII

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紙の説明書に日本語は含まれていません

紙のマニュアルは日本語非対応
まずは「Aqara」アプリをインストールしよう

 ここでひとつ注意喚起します。本製品にマニュアルは付属していますが、紙のマニュアルには日本語が含まれていません。専用アプリ「Aqara」から「ホーム→ビデオカメラ→設定→スマートカメラG3ハブ」と進めば、日本語のユーザーガイドと、英語の「よくある質問」にたどり着けますが、ちょっと階層が深すぎです。

 先に「Aqara」アプリをインストールしなければならないというのも、ハードルが高いですね。せめて製品公式サイトと販売サイトから、日本語ガイドをダウンロードできるようにしてほしいです。

「Aqara」アプリから日本語マニュアルを参照可能

ただし、「よくある質問」は英語のみ。いっそのことウェブページを開く仕様にして、ブラウザーで翻訳できるようにしてほしいです

被写体が素早く動いてもカメラはしっかりと追従

 本製品にはNPU搭載のプロセッサーが採用されており、人体追跡、犬・猫追跡、顔認証、ジェスチャー識別機能などを搭載。人体追跡、犬・猫追跡を有効にしておけば、操作しなくても家族やペットを見守り、映像をクラウドに残せます。

クレウドストレージへの録画機能は別料金。年額は49.99ドル、月額は4.99ドルです。どちらの場合でも30日間の無料トライアルが用意されています

 追従性は思ったより良好。実際に筆者が「スマートカメラG3ハブ」の前で素早く動いてみましたが、数秒遅れでしっかりと追従してくれました。一方向に動いてからすぐに切り返すとフレームからはずれることはありますが、もう一度フレーム内に入れば追跡が再開されます。今回は試せなかったですが、ネコ様やウサギ様を追跡させれば、興味深い動画を撮影できそうです。

実際に撮影した動画を画像として切り出してみました。解像度は2304×1296ドット。表紙の文字もほぼ読めます。見守りカメラとしては実用上十分な画質と言えます

本製品は赤外線ナイトビジョン機能を搭載。暗闇でも赤外線を照射することにより撮影可能です

暗闇では8つの赤外線LEDが点灯し、その反射した光を捉えます

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