レノボ、VRデバイスを使ったフィールドトレーニングの導入支援を発表

文●ASCII

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 レノボ・ジャパンは6月6日、アクティアおよびグレイステクノロジーと協業し、VRトレーニングソリューション「Uptale」のエンドユーザーへの導入支援事業を開始すると発表した。

 Uptaleは同社が販売するVRデバイス「ThinkReality VRX」で利用可能なフランスの360度動画・静止画ベースのVRトレーニングソリューション。フィールドトレーニングはフロントラインで働く従業員が仕事に必要なスキルや行動、反射的な対応を習得するための方法である一方、トレーニングのために製造ラインを止めたり、従業員の移動時間・拘束時間が生じたりと物理的制約が課題となっている。

 Uptaleではエンドユーザーが独自に撮影した職場・作業場の360度動画/静止画からVR空間上で実施できるインタラクティブなフィールドトレーニングをコーディング不要でオンラインで作成・活用することができ、迅速なデジタルトレーニングを通じ、フロントラインの従業員が効果的に実践的な能力を習得できるよう支援する。

 レノボは、企画・開発・オペレーション業務のアクティアと、マニュアル制作専門会社のグレイステクノロジーとの3社の協業により、エンドユーザーの業務効率を上げるためのVRトレーニング導入を支援する。

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