春からの新生活を機に、Apple Watchを使い始めたという人も少なくないでしょう。Apple Watchは、ただ腕につけているだけでiPhoneの通知を確認でき、かかってきた電話にも応答可能。日々の活動量も記録でき、健康維持へのモチベーションも高めてくれます。さらに、iPhoneと同じように自分が使いたいアプリを追加できることも利点。ちょっとした工夫で、用途はぐ〜んと広がります。
今回は、まだApple Watchを使い始めて間のない人に向けて、覚えておくと便利な活用術を5つ紹介します。
①既読を付けずにLINEのメッセージを読む
家族や友人との連絡に欠かせないアプリ「LINE」。Apple Watchにも対応していて、ウォッチでメッセージを読んだり、返信したりできます。テキストは音声入力でき、スタンプを送ることもできます。
LINEの「トーク」は、受信者が開いて読むと、送信側には「既読」と表示され、読んだことが送信者に伝わります。既読を付けずに読む方法として、「通知にメッセージの内容を表示する」「見たいトークルームを長押しする」といったものがあります。後者は、iPhoneの触覚タッチ機能を利用するもので、長押しすると中身がポップアップ表示されて、チラ見できる仕組み。「ブオン機能」と呼ぶ人もいるそうです。
Apple Watchで既読を付けずに読む方法も基本的には同じ。LINEの設定画面で「メッセージ内容を表示」をオンにして、「設定」→「通知」→「LINE」で「プレビューを表示」をオンにしましょう。そして、「Watch」アプリの「通知」画面で「LINE」の通知をオンにします。これで、LINEのメッセージが届くと、Apple Watchの通知画面でも、届いたメッセージのプレビューが見られるようになります。
実は、筆者が使っているiPhone 15 Proの通知に表示されるプレビューは20字×4行=80字ですが、Apple Watch(Series 9)の通知には11字×8行=88字まで表示されました。わずかな差ではありますが、Apple Watchのほうが多くの情報を表示できます。
ただし、Apple Watchでは「ブオン機能」は使えません。トークルームを長押しすると、ルームが開いて既読になってしまうので注意しましょう。
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